韓国ゴルフ賞金女王、日本人のマナーは「非常に好き」 印象残った「すみません」を口にする経験
女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯が4日、茨城GC西C(6780ヤード、パー72)で開幕する。3日のプロアマ大会に韓国女子ツアー(KLPGA)で2021年から2年連続で賞金女王に輝いているパク・ミンジ(韓国)も参加した。来日はこれが3度目で、プロになってからは初。日本人のマナーの良さが大好きだと明かし「自分もそうしようと思っている」と回顧した経験も語った。
ワールドレディスサロンパス杯が4日に開幕
女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯が4日、茨城GC西C(6780ヤード、パー72)で開幕する。3日のプロアマ大会に韓国女子ツアー(KLPGA)で2021年から2年連続で賞金女王に輝いているパク・ミンジ(韓国)も参加した。来日はこれが3度目で、プロになってからは初。日本人のマナーの良さが大好きだと明かし「自分もそうしようと思っている」と回顧した経験も語った。
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2021年、22年とKLPGAで2年連続の賞金女王に輝いているパク。1998年生まれの24歳は、ハンドボール選手だった母がかつて日本の実業団でプレーしていたこともあり、日本を身近に感じている様子だった。
プロアマ大会後の囲み取材には「ハジメマシテ、パク・ミンジと申します。よろしくお願いします」と日本語で報道陣に挨拶。「日本食が大好き。韓国にいる時も、1週間に2回は日本食を食べます」とも笑顔で語った。
パクは日本人のマナーの良さや礼儀正しさについて「非常に好きです」と明かし、印象に残っている経験も振り返った。
「韓国の方ももちろんマナーは良いですが、ただ日本の方の動きで印象に残ったのは、道端でぶつかりそうになった時。実際はぶつかっていないのに『すみません』と言われた時です。『これくらいでも、すみませんなんだ』と。自分もそうしようと思っています」
日本ツアーにも良い印象を持っている。若手の台頭も目立つが、今季も穴井詩が2勝するなどトップクラスの実力を維持する30代の選手も少なくない。パクは「30歳くらいの先輩たちが、長いスパンでプレーしていられる環境に驚いたし、凄く良いなと感じた」と頷いていた。
日本のメジャー大会参戦を前に「切実に優勝という意識はある」としながらも、「せっかく日本に来たので、思い出を作る意味では優勝を考えるとストレスになる可能性がある。有資格で来られたことを幸せだと思い、幸せな気持ちで過ごせたらいい」と話した。自身のセールスポイントは「明るく、迷いのないプレー」。日本のゴルフファンの前でも自然体のプレーを心がける。
(THE ANSWER編集部)