日本競馬変えたサンデーサイレンス、再脚光浴びたKダービー制覇に反響「走ってるの初めて見た」
米競馬クラシック3冠初戦「第149回ケンタッキーダービー」(3歳限定、ダート2000メートル)が6日(日本時間7日)にケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で発走となる。数々の名勝負が繰り広げた伝統のレースを控え、海外専門サイトは近代日本競馬の躍進の原動力となったサンデーサイレンスが勝った34年前のレースを再びクローズアップ。名前しか聞いたことがなかったツイッター上の日本人ファンからは「走ってるの初めて見た」「行儀悪いな」といった声が上がっている。
日本時間7日早朝に米3冠初戦ケンタッキーダービーが発走
米競馬クラシック3冠初戦「第149回ケンタッキーダービー」(3歳限定、ダート2000メートル)が6日(日本時間7日)にケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で発走となる。数々の名勝負が繰り広げた伝統のレースを控え、海外専門サイトは近代日本競馬の躍進の原動力となったサンデーサイレンスが勝った34年前のレースを再びクローズアップ。名前しか聞いたことがなかったツイッター上の日本人ファンからは「走ってるの初めて見た」「行儀悪いな」といった声が上がっている。
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荒々しく駆け抜けた。雨が残る泥んこ馬場の中で行われた1989年の3冠初戦。サンデーサイレンスはスタートでややヨレてしまい、最初の直線では外の馬に寄せられてやや進路が狭くなったものの、インの4番手で第1コーナーを通過した。その後はライバルと目されたイージーゴアの前に立つ形。最終コーナーを前に先団に取り付くと、一気に抜け出して先頭に立った。しかし、そこから気の悪さを見せたのか左へ右へとふらつき、他馬に接触。それでも最後まで脚色は衰えず、猛然と追い込んできたイージーゴアに2馬身1/2差をつけてゴールした。
海外競馬専門サイト「ワールドホースレーシング」の公式ツイッターは34年前のレース動画を公開。「ブリーディング帝国の導火線となったケンタッキーダービー! サンデーサイレンスはスーパースターのディープインパクト、ハーツクライ、ステイゴールドを生んだ ここ10年間の日本のG1勝者のおよそ80%は彼の血筋を引いている デルマソトガケ、コンティノアール、マンダリンヒーローもそうだ」とつづり、近代日本競馬の礎となっていることを説明している。
この映像がSNSで拡散されると、日本人ファンからは「大種牡馬なのは知ってるけど走ってるところ初めて見た」「種牡馬としての姿しか知らなかった」など競走馬としての姿を知らなかった声や「めっちゃ強い」「ほんまに真っ直ぐ走らんくて笑う」「まっすぐ走らんな」「ギャングスタ―」「あっちこっちフラフラで圧勝。能力と行儀の悪さは産駒にも受け継がれてたな」「カッコいい」といった衝撃を受けた声も上がっている。
今年のケンタッキーダービーには日本からデルマソトガケ(牡3、音無)、コンティノアール(牡3、矢作)が出走予定。大井競馬所属のマンダリンヒーロー(牡3、藤田)は3日時点で補欠2番手となっている。
(THE ANSWER編集部)