35歳穴井詩、初の年間2勝に「滅茶苦茶嬉しい」 V決定づけた18番第3打は「完璧な球、バッチリ」
女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディスは30日、千葉・浜野GC(6656ヤード、パー72)で最終日が行われ、単独トップで出た穴井詩(GOLF5)が4バーディー、3ボギーの71で回り、通算10アンダーで今月のヤマハレディースに続く今季2勝目、通算5勝目を挙げた。1打差で2位となった永峰咲希(ニトリ)との一騎打ちを制し、優勝会見で喜びを語った。
国内ツアー・パナソニックオープンレディス最終日
女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディスは30日、千葉・浜野GC(6656ヤード、パー72)で最終日が行われ、単独トップで出た穴井詩(GOLF5)が4バーディー、3ボギーの71で回り、通算10アンダーで今月のヤマハレディースに続く今季2勝目、通算5勝目を挙げた。1打差で2位となった永峰咲希(ニトリ)との一騎打ちを制し、優勝会見で喜びを語った。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
しびれる展開に終止符を打ったのは18番パー5。残り82ヤードの第3打、穴井は58度のウェッジでピン30センチにつけるスーパーショットを放った。先に永峰が9アンダーでホールアウトしていた状況、バーディーを確実にして優勝も確信した。
「すごくうれしい。18番は完璧な球を打ったので、それにも満足。(第3打は)私のウェッジで良い距離で、まさにバッチリ」と振り返った穴井にとって、自身初の年間2勝。「めちゃくちゃうれしいです。今年の目標のひとつだったので」と喜びを隠そうとしなかった。
35歳のベテラン。「一日寝たら回復していたのが、そうじゃないのはあるけど、そこは上手くやる。ケアを増やしたり、練習を抑えたり」と調整も工夫しながら第一線を走り続ける。「1個のボギーでバタバタしなくなった」と精神面でも若い頃から成長している。
年間2勝とともに目標にしていたのがメジャー制覇。次週はメジャー初戦、ワールドレディス・サロンパス杯(茨城GC西C)が控える。「覚えてないくらい前から、年初めに目標を聞かれると『メジャーで優勝すること』と答えている」と言うほど憧れは強い。「良い状態でメジャーに入っていける。今日も反省点がいくつかあるので、直しながら向かいたい」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)