大坂、初の16強 次戦相手は世界52位と“2つの敵”「長期戦にはしたくない」
直接対決ではロジャースの2戦2勝「長期戦にはしたくない」
さらに、直接対決ではロジャースの2戦2勝と大坂の分が悪い。
「シェルビー(ロジャース)はクレーが得意な選手。長期戦にはしたくない」という大坂のコメントを紹介した記事では「(2回戦の)勝利にもかかわらず、大坂はクレーコートへの適応に苦戦していることを認めた」と記載し、クレーが弱点であると分析している。
「2本コーナーに打ち込んで、そして、強打で決めにいく。これが私の試合運びの基本です」
ゲームプランを描いた大坂は「クレーでは、より重い一打を打ち込む必要があるし、ポイントを巡って長い戦いになる。ここのところ経験していないので、まだ適応途中です」と語ったという。
相手に大声援が送られる“アウェー”のムードの中、得意とは言えないクレーコートでどんな戦い。「2つの敵」をはねのけ、大阪は8強切符を手に入れることができるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer