レッドソックス投手がベンチでグラブ叩き付け

　米大リーグ・レッドソックスのクリス・セール投手がベンチで激怒し、話題となっている。24日（日本時間25日）、敵地オリオールズ戦に先発。5回9安打5失点で今季2勝目を逃し、チームも4-5で敗れた。3点リードから同点を許した4回終了後にはベンチでグラブを叩きつけ激怒。日本人ファンからは「また骨折するぞ」「利き手じゃないの偉い」と注目を集めている。

　4-1リードの4回。左腕セールは打ち込まれて3失点した。ベンチに戻ると左手で持っていたグラブをテーブルに投げつけ。怒りの収まらないセールは横にあったクーラーボックスを右手で4度殴った。

　実際の映像を米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門インスタグラムが公開。ツイッター上でも動画が拡散され、日本人ファンからは「骨折空けなのに」「プロ意識を感じる」「利き手使わないって事は冷静な証拠」「クーラーボックスに罪はないのに」「ちゃんと利き手じゃないのえらいな」「また骨折するぞ」「こら。骨折去年3回してるんだからなぐるんじゃない！」とさまざまな声が上げられていた。

　セールは球宴に7度出場し、2015年と2017年には最多奪三振をマークした名投手。しかし、2017年のレッドソックス加入以降は2020年に左肘のトミー・ジョン手術を受け、昨年には左手小指、右手首の骨折と度重なる怪我に悩まされた。この試合では5回にも1失点して降板。奪三振は0だった。