ソフトボール日本、上野が4回完全&パーフェクト継投で快勝発進…世界選手権
2020年の東京五輪で正式競技として復活したソフトボール。その前哨戦に位置づけられる第16回世界選手権が2日、千葉・成田市のナスパ・スタジアムで開幕。世界ランク2位の日本が、同9位のイタリアとの開幕戦に臨み、9-0で6回コールド。快勝発進を決めた。開幕投手を託されたレジェンド上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)が4回で8奪三振を奪うパーフェクトピッチング。2番手の藤田倭投手(太陽誘電)も2回をぴしゃり。2投手によるリレーで一人も走者も許さなかった。
上野が4回8Kパーフェクト、2番手の藤田もぴしゃり
2020年の東京五輪で正式競技として復活したソフトボール。その前哨戦に位置づけられる第16回世界選手権が2日、千葉・成田市のナスパ・スタジアムで開幕。世界ランク2位の日本が、同9位のイタリアとの開幕戦に臨み、9-0で6回コールド。快勝発進を決めた。開幕投手を託されたレジェンド上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)が4回で8奪三振を奪うパーフェクトピッチング。2番手の藤田倭投手(太陽誘電)も2回をぴしゃり。2投手によるリレーで一人も走者も許さなかった。
先発の上野はまさに格の違いを見せつける快投。初回を3人で打ち取ると、2回は三者連続三振。4回まで打者12人から8三振を奪い、外野へ飛んだ打球すら1本もなかった。5回は2番手でマウンドに上がったのは7番・DHで野手として出場していた“二刀流”藤田。こちらもテンポの良い投球で2回をパーフェクトに封じた。
打線も初回に主将を務める“女イチロー”こと山田恵里中堅手(日立)が初球を左越えに運ぶ先頭打者アーチ。上野と共に、2008年の北京五輪の金メダル経験者が強烈な先制パンチをお見舞いすると、3回には相手の失策なども絡んで3点を追加。4回には市口侑果(ビックカメラ高崎)の適時打で5-0とリードを広げた。6回に4点を挙げて、9-0でコールド勝ち。
【ソフトボール世界選手権】
16か国が2組に分かれて1次リーグを行い、各組上位4か国が10日からの決勝トーナメントに進む。B組の日本はイタリア、ボツワナ、中国、英国、ベネズエラ、カナダ、オーストラリアと同組。2020年の東京五輪の予選も兼ねており、日本を除く最上位国が出場権を獲得する。
(THE ANSWER編集部)