[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

吉田正尚の偉業は「自分のことのように嬉しい」 通算1331安打の同僚称賛「質の高い打撃していた」

米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は23日(日本時間24日)の敵地ブルワーズ戦に「4番・左翼」で出場。8回の第4打席で右越え2号ソロを放つと、打者一巡で回ってきた第5打席でも右越え3号満塁弾を放ち、1イニング5打点、初回の先制犠飛を含めて6打点の活躍を見せ、12-5の大勝につなげた。メジャー通算1331安打の同僚も「自分のことのように嬉しく思う。目を見張るものだった」と吉田の活躍を絶賛した。

レッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】
レッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】

球団では2008年のオルティス氏以来となる同一イニング2本塁打

 米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は23日(日本時間24日)の敵地ブルワーズ戦に「4番・左翼」で出場。8回の第4打席で右越え2号ソロを放つと、打者一巡で回ってきた第5打席でも右越え3号満塁弾を放ち、1イニング5打点、初回の先制犠飛を含めて6打点の活躍を見せ、12-5の大勝につなげた。メジャー通算1331安打の同僚も「自分のことのように嬉しく思う。目を見張るものだった」と吉田の活躍を絶賛した。

 鮮やかに振り抜いた。3-4と1点ビハインドで迎えた8回。先頭のジャスティン・ターナー内野手の2号同点ソロで追いつくと、吉田も連続HRで続き、一気に勝ち越した。攻撃に勢いをつけると、打者一巡の猛攻で2死満塁のチャンスで再び吉田に打席が回ってきた。0-2から高めの変化球を振り抜くと、打球はライトスタンド2階席へ飛び込むグランドスラム。ベンチの同僚たちも吉田の“アイデンティティ”ともいえるダンベルを持ち出し、祝福した。

 レッドソックスの地元メディア「マスライブ・コム」は「マサタカ・ヨシダはデービッド・オルティスの本塁打の偉業に15年後に並んだことを『光栄に思う』」と題する記事を掲載。同一イニングに2本塁打を記録するのは、MLB通算541本塁打の殿堂入りレジェンド、オルティス氏が2008年に達成して以来、球団では15年ぶりであることを紹介した。

 この日、吉田と連続HRを放ったターナーも同僚の爆発に誇らしげだ。同メディアによると、メジャー通算1331安打のベテランは「自分のことのように嬉しく思うよ」と吉田の活躍を喜び、「彼は序盤少し苦戦していたけど、この連戦はずっと質の高い打撃をしていた。目を見張るものだった」と称賛の言葉を続けた。

 21日(同22日)から始まったブルワーズとの3連戦前は打率.189と苦しんでいた吉田だが、この日は2本塁打を含む4打数2安打6打点と大暴れ。3連戦で12打数5安打と調子を上げ、打率も.231まで上昇した。チームも2勝1敗と勝ち越し。ターナーは「良い結果が出ることは、彼だけでなくチームにとっても良いことだ」と4番の躍動に目を細めた。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集