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今季絶望の可能性も…手術決断の“大谷の相棒”をトラウトが激励「ポジティブでいられるように」

大谷翔平投手が所属する米大リーグ・エンゼルスにとって大きな痛手だ。開幕から大谷とバッテリーを組んできたローガン・オホッピー捕手が左肩関節唇の損傷で手術を受けることが決定。全治4~6か月の見込みで、今季絶望の可能性も出てきた。「受け入れるのが難しいこと」と口にした23歳の正捕手を、チームの“兄貴分”マイク・トラウト外野手が激励。自身の経験も踏まえて「ポジティブでいられるよう」な声をかけたという。米地元紙が伝えている。

20日(日本時間21日)のヤンキース戦で左肩を痛めたエンゼルスのローガン・オホッピー【写真:ロイター】
20日(日本時間21日)のヤンキース戦で左肩を痛めたエンゼルスのローガン・オホッピー【写真:ロイター】

オホッピーが左肩関節唇の損傷で全治4~6か月の見込み

 大谷翔平投手が所属する米大リーグ・エンゼルスにとって大きな痛手だ。開幕から大谷とバッテリーを組んできたローガン・オホッピー捕手が左肩関節唇の損傷で手術を受けることが決定。全治4~6か月の見込みで、今季絶望の可能性も出てきた。「受け入れるのが難しいこと」と口にした23歳の正捕手を、チームの“兄貴分”マイク・トラウト外野手が激励。自身の経験も踏まえて「ポジティブでいられるよう」な声をかけたという。米地元紙が伝えている。

 20日(日本時間21日)に行われた敵地ヤンキース戦の9回第4打席。三塁線を破るこの日3本目の安打を放ったオホッピーだが、スイング直後に尻もちをつくように座り込み、左肩付近を押さえた。一塁までは辿り着いたが、涙を浮かべながら負傷交代。21日(同22日)に10日間の負傷者(IL)リストに入った。

 23日(同24日)、左肩関節唇の損傷と診断され、手術を受けることが決まったとカリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」などが報道。同紙によると、フィル・ネビン監督は復帰まで4~6か月を要すると説明し、「シーズン中の復帰が危機的であることは分かっている。しかし、彼は復帰に向けて全力を尽くすに違いない」と明かした。

 17日(同18日)の敵地・レッドソックス戦でスイングをした際にも同じ箇所を痛めていたというオホッピーは「受け入れるのが難しいこと。ここ数日は、自分を哀れんでいても状況は変わらないと自分に言い聞かせないといけなかった」と語ったという。

 昨年9月にデビューしたばかりの23歳。今季ようやく正捕手の座を掴みかけていたところで不運に見舞われた。気持ちが折れかねない状況で、励ましの声を送ったのが、チームの“兄貴分”トラウトだ。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」によると、自身も2021年に右ふくらはぎの負傷で長期離脱を経験したトラウトは、「彼がポジティブでいられるよう」な言葉をオホッピーにかけたという。

「ただの一過性の小さな問題だ。彼は間違ったことは何もしていない。気まぐれな出来事は時として起こるもの。彼にとって辛いことなのは分かる。すぐに復帰したいからね。でも、プレーし続けるのではなく、しっかり治療を受けようとしたのは正しい判断だと思う」

 頼りになる先輩からの励ましを受けたオホッピー。今季絶望の可能性もある大怪我にも「チャレンジのようなものだと受け止め、正面から取り組もうと思う」と前を向いた。

(THE ANSWER編集部)

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