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浦和レッズのACL決勝をDAZN独占生配信決定 OB槙野智章が解説「『2019年の忘れ物』を取り返しに」

スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は日本時間4月29日深夜、5月6日に行われるサッカーのAFCチャンピオンズリーグ (ACL)決勝(浦和レッズ―アル・ヒラル戦)の2試合を独占ライブ配信すると24日、発表した。公式YouTubeチャンネルと公式SNSでもACLの歴史や今回の見どころなどを紹介するオリジナルコンテンツを配信する。

DAZNはACL決勝(浦和レッズ―アル・ヒラル戦)の2試合を独占ライブ配信すると発表した【写真:Getty Images】
DAZNはACL決勝(浦和レッズ―アル・ヒラル戦)の2試合を独占ライブ配信すると発表した【写真:Getty Images】

4月29日深夜&5月6日にACL決勝、浦和とアル・ヒラルが激突

 スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は日本時間4月29日深夜、5月6日に行われるサッカーのAFCチャンピオンズリーグ (ACL)決勝(浦和レッズ―アル・ヒラル戦)の2試合を独占ライブ配信すると24日、発表した。公式YouTubeチャンネルと公式SNSでもACLの歴史や今回の見どころなどを紹介するオリジナルコンテンツを配信する。

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 アジア最強クラブを決める大一番、浦和レッズとアル・ヒラル(サウジアラビア)のACL決勝がいよいよ開催される。Jリーグから4チームが参加した東地区は2017シーズン以来のアジア王者を目指す浦和が強さを見せつけ、2019年大会以来の決勝進出。一方の西地区は2021シーズン王者のアル・ヒラルが準決勝でアル・ドゥハイル(カタール)を7-0で圧倒し、大会連覇に王手をかけた。

 浦和とアル・ヒラルがACL決勝で対戦するのは3度目。2017年は浦和が勝利してアジアの頂点に立ち、2019年はアル・ヒラルが2戦とも完封勝利を収めて優勝している。浦和にとっては3大会ぶりのリベンジマッチでもあり、アウェーで迎える第1戦で勝利を収めて、優位な状況でホーム・埼玉スタジアム2002に戻りたいところだ。

 DAZNのライブ配信では、キックオフ前、ハーフタイム、試合後に試合の分析を届ける。第1戦は佐藤寿人さんが今季の浦和の強さ、アル・ヒラルの強み、第1戦の戦い方をデータと共に解説。第2戦はアル・ヒラルと過去2度のACL決勝で対戦した経験を持つ元浦和DF槙野智章さんを解説陣に加え、当時のエピソードを含む解説はもちろん、試合後にはインタビュアーとして浦和の選手たちが語る第一声を届ける。また第2戦の中継は、映画撮影用のレンズを搭載したカメラや4台のスーパースローモーションカメラを含む20台以上のカメラで、選手のストーリー、感情、アジアNo.1クラブを決める埼玉スタジアム2002の興奮と熱気を伝えるという。

 DAZNでは、過去にJリーグ勢が出場したACLファイナル第2戦のフルマッチをレジェンドOBの解説付きで5日連続配信する「AFCチャンピオンズリーグファイナルRE-LIVE」を展開。過去の栄光を振り返るだけでなく、2019年の悔しさも再確認して本番へ向けた機運を高めていく。

 公式YouTubeチャンネルでも「ACLファイナルRE-LIVE」のハイライトを配信する。また、決勝の解説を務める佐藤さん、槙野さんが前回王者でもあるアル・ヒラルを徹底分析し、浦和勝利のポイントや試合の見どころなどを解説するオリジナルコンテンツも届ける。

■浦和GK西川周作コメント

「アル・ヒラルとファイナルで対戦するのは、2017年、2019年に続いて3度目。これまでは1勝1敗という成績ですが、2019年にホームで優勝を逃した僕たちにとって、今回の決勝は借りを返すための重要な一戦になります。自分自身、前回の決勝で敗れた悔しさをずっと胸に秘めながら、もう一度アジアの頂点に立ちたいと思って戦ってきました。その目標まであと一つのところまでたどり着き、その対戦相手はアル・ヒラル。もはや“運命”とも言えるカードだと思っています。アウェーで迎える第1戦、相手サポーターのものすごい圧力を受けることが予想されます。ここを現地まで来てくれるサポーターの皆さん、そして日本からDAZNを通じて応援してくれる皆さんと一緒に乗り切ってホームでの第2戦を迎えたい。そうすれば今度は最強のサポーター、最高の後押しを受けて埼玉スタジアム2002で戦うことができます。今回の決勝、本当に何が何でも勝ちたい。アウェーでの初戦は厳しい戦いになることが予想されますが、サッカー人生を懸けるくらいの覚悟を持って戦ってきます。現地に来ることができない方も、ぜひ日本からDAZNで応援していただけたらと思っています」

■佐藤寿人さん(第1戦、第2戦解説)コメント

「アジアの勢力図で西アジアの強さが際立ってきている中、日本のクラブがACLを獲ることはアジアにおける日本の影響力を考えても非常に大切ですし、だからこそ今回の決勝で浦和レッズがどんな結果を出せるかが大きな意味を持ちます。個人的にはACL決勝で喜びと悔しさの両方を経験している西川周作選手と興梠慎三選手のベテラン2人に期待しています。まず大きなポイントになるのは第1戦です。アル・ヒラルが最近のリーグ戦で4-4-2、4-1-4-1、4-2-3-1と4バックをベースにしたシステムを採用しており、そこで浦和レッズが用いる4-2-3-1のトップ下に対してどう対応してくるかに注目しています。またアル・ヒラルの選手たちが持つ個の能力に対して、浦和レッズが守備で耐えられるかも見どころになりそうです。

 初戦を粘り強く戦い抜けば、第2戦はホーム・埼玉スタジアム2002の雰囲気が間違いなく選手を後押しするはず。そこで赤いユニフォームが躍動する姿を見たいと思っています。浦和レッズのファン・サポーターの皆さんはもちろん、多くの方々に決勝を見ていただきたいです。選手たちの魂のこもったプレーはもちろん、埼玉スタジアム2002での第2戦は映像を通しても素晴らしい景色を見せてくれると思います。ACLを制覇した2007年、そして2017年の歓喜を再び見せてもらいたいところです。難敵アル・ヒラルを打ち負かし、前回対戦で敗れた2019年の悔しさを乗り越えるべく戦う浦和レッズを日本サッカー界を挙げて応援しましょう!」

■槙野智章さん(第2戦解説)コメント

「アジア制覇を成し遂げた2017年、ピッチで悔しい思いを味わった2019年とは立場を変えて、今回は解説者として伝える側に立つことになります。ただ、心は選手たち、そしてサポーターの皆さんと一緒に戦う気持ちで試合に臨みたいと思っています。僕は2021シーズン限りで浦和レッズを離れることになりましたが、何とか置き土産に残したいと思った天皇杯優勝から、選手やクラブスタッフ、サポーターの皆さんなど浦和レッズにかかわるすべての皆さんが同じ思いを持って戦い抜いてきたからこそ、再び決勝の舞台に戻ってくることができたのだと思っています。ですが、浦和レッズは決勝の舞台に戻るだけではなく、タイトルを獲らなければならないクラブです。自分もACLへのバトンをつなげたことへの責任を抱きながら、みんなと一緒に『2019年の忘れ物』を取り返しにいきたいと思います。

 今回の決勝で注目しているのは、GK西川周作、最前線を任される興梠慎三というセンターラインの両ベテラン選手です。ACLでの経験値、浦和レッズでの経験値、2017年の栄光と2019年の敗北を知っている2人のプレーを楽しみにしています。特に第2戦は浦和レッズの聖地・埼玉スタジアム2002での開催です。あの圧倒的な雰囲気、相手チームへのプレッシャーはとてつもないものがあり、浦和レッズにとってはものすごいパワーになると思います。Jリーグクラブのファン・サポーターの皆さん、普段はライバルとして切磋琢磨している存在ですが、この日ばかりは日本を代表して戦う浦和レッズを応援していただけたらと思っています。そしてファイナルで浦和レッズがどういうプレーをするのか、そして埼玉スタジアム2002を埋め尽くした浦和レッズサポーターどんな応援を見せてくれるのか、いかなるビジュアルサポートを披露するのかにも注目したいと思っています。日本サッカー界を挙げて、浦和レッズを応援しましょう!」

(THE ANSWER編集部)


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