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桃田賢斗ヒヤリ「負け試合を拾った」 V候補が3回戦で思わぬ大苦戦

冷や汗が流れた。バドミントンの世界選手権は2日に第4日を行い、桃田賢斗(NTT東日本)は男子シングルス3回戦でデンマークの選手を下して、ベスト8入りを決めた。勝つには勝ったが、危うい試合だった。桃田は「自分も少し負けを覚悟した。今日は、1回、負けゲームを拾ったという気持ちで、明日からはもっと死に物狂いで頑張りたい」と苦戦を認めつつ、次戦での修正に気持ちを切り替えていた。翌3日の準々決勝を勝てば、メダルの獲得が決まる。

3回戦で思わぬ大苦戦を強いられた桃田賢斗【写真:大会公式サイト】
3回戦で思わぬ大苦戦を強いられた桃田賢斗【写真:大会公式サイト】

デンマーク選手に冷や汗の8強「明日からはもっと死に物狂いで」

 冷や汗が流れた。バドミントンの世界選手権は2日に第4日を行い、桃田賢斗(NTT東日本)は男子シングルス3回戦でデンマークの選手を下して、ベスト8入りを決めた。勝つには勝ったが、危うい試合だった。桃田は「自分も少し負けを覚悟した。今日は、1回、負けゲームを拾ったという気持ちで、明日からはもっと死に物狂いで頑張りたい」と苦戦を認めつつ、次戦での修正に気持ちを切り替えていた。翌3日の準々決勝を勝てば、メダルの獲得が決まる。

 第1ゲーム、いきなり0-6と相手に大量リードを許した。そのまま点差を詰めることができずに13-21で落とした。これまでの試合でも第1ゲームを取られることはあり、そのこと自体に焦りはなかったというが、第2ゲームもなかなかエンジンがかからなかった。ラリーは守備的で相手のミスを待つような展開が多く、自ら攻撃して点を取るようになったのは、第2ゲームの後半からだった。

 桃田は「シャトルをコントロールしようと思ってラリーをし過ぎた結果、後手後手になってしまった。途中から、後ろの球に対する自分の入りが少しずつ早くなってきて、対応できるようになって、相手は攻撃するチャンスが少なくなって、自分が勝てたのかなと思いました」と振り返った。

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