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中国代表が「妻と神奈川で聖地巡礼に」 映画大人気スラムダンク、中国バスケ界にも影響力絶大

中国代表選手たちにも影響「オフに妻を連れて聖地巡礼に…」

 NBAに挑戦したこともある中国代表・阿不都沙拉木(アブドサラム)がかつて背番号14をつけていたのは、スラムダンクで一番好きなキャラクター・三井寿と同じだったからといい、新疆ウイグル自治区出身の同選手は他のスポーツも熱心にやっていたが、中学時代にスラムダンクに夢中になった結果、バスケを選んだ。

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 当時、三井のフィギュアを持ち歩いて大切にし、プレースタイルを真似ていたため、「新疆の三井寿」と呼ばれたという。記事では「新疆チームにいる頃の寮のベッド脇には三井寿のフィギュアやスラムダンクの写真を飾っていたらしい」と記した。

「初めて代表合宿に参加した後、ウェイボーに載せたのはスラムダンクで湘北の試合後に更衣室で倒れ込み居眠りしているアニメの一場面。彼はそれほどこのアニメに夢中だった」とし、さらに「阿不都沙拉木だけではない。中国の男子バスケットボール選手の多くはスラムダンクの長年のファンだ」と言及した。

「中国代表の元主将・周鵬は桜木花道のファンでウェイボーのプロフィール写真も桜木のアニメ画像だった。オフに妻を連れて日本の神奈川の聖地を訪れたこともある」「朱旭航もまた桜木花道のファンで、髪型も桜木を真似て、最初の背番号は桜木と同じ10番を選んでいる」などとエピソードを紹介した。

 一方、記事では「スラムダンクは中国のバスケットボール選手にとって青春であったが、このアニメは日本のバスケットボールを生まれ変わらせるきっかけにもなった」と日本国内の影響力にも触れた。

「1990年代の初めころ、日本ではバスケットボールはまだそれほど人気のあるスポーツ種目ではなく、野球やサッカーの影響力がバスケットボールを遥かに上回っていた。ところが、スラムダンクの連載が終わった1996年には日本のバスケットボールの競技人口は100万を超え、有史以来のピークに達した」とつづった。

(THE ANSWER編集部)


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