大谷翔平が完成させた3者連続弾に敵将白旗 最強の1、2、3番に「あれが彼らのすることだ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)に行われた本拠地ロイヤルズ戦でウォード、トラウトに続く3者連続となる5号ソロを放ち、3打数2安打2打点の活躍で4-3の勝利に貢献した。相手のマット・クアトラーロ監督は「リーグ最高級の打者3人との対戦だったんだ。あれが彼らのすることだ」と大谷が完成させた3者連続弾に脱帽した。
ウォード、トラウト、大谷が6回に3者連続アーチ
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)に行われた本拠地ロイヤルズ戦でウォード、トラウトに続く3者連続となる5号ソロを放ち、3打数2安打2打点の活躍で4-3の勝利に貢献した。相手のマット・クアトラーロ監督は「リーグ最高級の打者3人との対戦だったんだ。あれが彼らのすることだ」と大谷が完成させた3者連続弾に脱帽した。
6回の第3打席に立った大谷は2-2から右腕ライルズのカーブを完璧にとらえると、打球は右中間スタンドへ。直前のウォード、トラウトに続く3者連続の5号ソロ。興奮が冷めやらないスタジアムに再び熱狂を生んだ。ベンチに戻ると直前に本塁打を放ったばかりのトラウトからHRセレブレーションの兜をかぶせてもらった。
3連戦の初戦で投手・大谷に7回無失点11奪三振の快投の前に敗れていたロイヤルズ。米ミズーリ州地元放送局「バリー・スポーツ・カンザスシティ」のツイッターによると、クアトラーロはカード1勝2敗の負け越しに対し、「私たちが負けた初戦、オオタニがとてつもないピッチングをした。昨日は全体的に素晴らしいチームでの勝利だった。今日はどちらに転んでもおかしくない試合だった……常に勝ち続けるのは難しい。ミスできる余地はとても少ないからね」と振り返った。
掲載した会見の動画では、勝負を分けたウォード、トラウト、大谷の3者連続弾について、指揮官は「少なくとも2つは変化球だった。しかも2つは2ストライクからの球だった。だから彼らを称賛しなくてはいけない。不利なカウントから彼らは良いスイングをした。彼らは本当に優れた打者だ。ジョーダン(ライルズ)は6回にわたってダメージを最小限に抑える素晴らしい仕事をしてくれた」と言い、大谷を含め、追い込まれながら一発を放ったエンゼルス上位打線3人に脱帽した様子だ。
ライルズが疲れ果てていたのか、という問いには、クアトラーロ監督は「疲れ果てていたとは言わない。その後、少なくとも1人から三振を奪ったしね。狙ったところに投げられたか、という問題だと思うが、リーグ最高級の打者3人との対戦だったんだ。あれが彼らのすることだ」と再三にわたり、エンゼルス3人衆を称えた。
(THE ANSWER編集部)