ヌートバー＆イチローが対面

　米大リーグ・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が21日（日本時間22日）、敵地マリナーズで会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏と試合前のグラウンドで対面した。握手を交わし、軽く会釈するなど交流。球団公式が無邪気な笑顔を見せるヌートバーの動画を公開すると、日本人ファンにも「嬉しそうな顔に救われる」「尊い」と反響が広がった。

　ヌートバーが野球少年に戻ったかのように笑った。赤いパーカーを着用。正面にいたのがイチロー氏だった。最初は真顔で向き合い、右手を差し出して握手。会話を交わし、最後は2人とも笑顔で手を握った。ヌートバーは軽く会釈をするように頭を動かし、嬉しそうな笑顔でサムアップポーズをつくった。

　動画を公開したカージナルス公式SNSは、文面に「国際的スーパースターたち」と記して投稿した。米ファンからは「彼の中の5歳児が飛び跳ねている」と興奮した様子のコメントが相次いでいたが、反響はさらに拡大。純真無垢な様子対し、日本人ファンからも感慨に浸る声が相次いだ。

「ヌートバー見てると自然と笑顔になる自分がいる」
「胸熱」
「なんか感動するな…」
「ヌートバーの嬉しそうな顔に救われるわ」
「尊い」
「イチローの顔がめっちゃ嬉しそう」
「ついにツーショット実現!!」
「グッとくるなぁ」

　この後、ヌートバーはイチロー氏のサイン入りユニホームもゲット。MLB公式サイトによると、「（おねだりは）恥ずかしくなんてないよ！　イチロー・スズキだよ！　こんな機会を逃すわけにはいかないよ」と大興奮の出来事だったという。

　ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で初の国外出身選手として日本代表入り。この日は「7番・中堅」で先発し、3打数無安打でチームも2-5で敗れた。