大谷翔平、守備の咄嗟の“頭脳プレー”を米称賛「これは数字に表れない」「彼の野球脳は凄い」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地ロイヤルズ戦に「2番・投手」で先発し、咄嗟の“頭脳プレー”を見せた。無死一塁から投前のゴロをスルー。遊撃手に処理させ、併殺打に仕留めた。米投球分析家が動画を公開している。
大谷翔平が「2番・投手」で先発
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地ロイヤルズ戦に「2番・投手」で先発し、咄嗟の“頭脳プレー”を見せた。無死一塁から投前のゴロをスルー。遊撃手に処理させ、併殺打に仕留めた。米投球分析家が動画を公開している。
大谷が咄嗟の好判断を見せた。0-0の3回、先頭に単打を許した直後の無死一塁。8番ニコラス・ロペスを詰まらせた。自身のやや右寄りにボールが転がり、一度はジャンプをして捕球しかけたが、スルーの判断。後ろの遊撃手が処理し併殺打に仕留めた。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が、ツイッターに動画を公開。文面に「ショウヘイはボールを処理しないことさえもエリートだ」とつづった。米ファンからは称賛や驚きの声が上がった。
「彼の野球本能には匹敵するものがいない」
「これはWARには表れない」
「賢いプレー!」
「彼の野球インテリジェンスは凄い」
「彼はどんな時でも何をするべきかわかるIQを持っている」
「彼はどうして知っていたの?」
「このプレーのIQはアンビリーバブル」
「現実離れ」
大谷の前回登板は17日(同18日)の敵地レッドソックス戦で2回無安打1失点。降雨中断の影響で降板した。この日が自身メジャー初の中3日のマウンド。さらに今季バッテリーを組んできたローガン・オホッピー捕手が左肩を痛め、負傷者リスト(IL)入りしたため、マイナーから昇格即先発のチャド・ウォーラック捕手とバッテリーを組んだ。
そのウォーラックが3回に先制2ラン。大谷は5回まで2安打5奪三振の無失点とし、チームは2-0とリードしている。
(THE ANSWER編集部)