新人ザック・ネトの「特徴的なレッグキック」

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、敵地ロイヤルズ戦で今季5度目のマウンドに上がる予定。20日（同21日）までボストンとニューヨークでの東海岸7連戦だったが、同僚の新人ザック・ネトの独特な打撃フォームに注目が集まった。米記者が実際の画像を公開。米ファンからは「ヌートバーみたいだ」と興味をそそられている。

　ネトは2022年ドラフト1巡目でエンゼルスから指名して入団した22歳。15日（同16日）のレッドソックス戦で「8番・遊撃」として早くもメジャーデビューした。右打席に入り、左脚を大きく上げて体に引きつける独特な“一本足打法”。タイミングをとってバットを振っていた。

　実際の画像を米メディア「バリー・スポーツ」のラッセル・ドージー記者が自身のツイッターで公開。文面では「ザック・ネトのヒットに非常に興味をそそられる。彼のレッグキックはとても高く、球に当てられるのか不思議に思うだろう。それでも足を下ろすのに間に合うのだ」と注目した。

　米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者も自身のツイッターにスイング動画を公開。「ザック・ネトのとても特徴的なレッグキックだ……」と記し、別の投稿では追い込まれてからは脚を上げていない動画も投稿していた。

　米ファンからは「初打席ではとても心地よさそうだったね」「なんてレッグキックだ」「ラーズ・ヌートバーみたいだね。右打者だけど」「ザック・ネトのレッグキックは試合を変えるぞ！」「ジャスティン・ターナーに憧れてるのかな？」といった反響が寄せられ、日本のファンからも「すごく脚あげるね」「アプローチがかなりいい様に思う」「タイミングの取り方変えてるんだ！」と熱視線が向けられていた。

　エンゼルス期待の新人ネトは17日（同18日）のレッドソックス戦でメジャー初安打。19日（同20日）のヤンキース戦では3打数2安打をマークした。