球団公式カメラマンが目撃

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は20日（日本時間21日）まで、ボストンとニューヨークでの東海岸7連戦を戦った。打ってはヤンキース相手に4号、投げてはレッドソックス相手に2回無安打1失点、3奪三振と投打で印象を残した。なかなか見られない二刀流の観戦に駆けつけたファンは多かったようで、スタジアム内外で大谷フィーバーが起きた1週間。米カメラマンはフェンウェイパークで大谷が起こした「なかなかない」現象に注目し「全てのルールを打ち破る」と感服していた。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　18日（同19日）の敵地レッドソックス戦。雨の降りしきる平日のデーゲームに「2番・投手兼DH」で出場した大谷。初回第1打席で早速センター前への安打を放った。敵地ながら、寒空の下で客席を埋めたファンからは拍手が起こり、二刀流の活躍に声援が送られていた。

　レッドソックス傘下3Aウースター・レッドソックスで専属カメラマンを務めるアシュリー・グリーン氏は自身のツイッターで実際の動画を公開。文面では「ヒットを打つ直前に相手打者に拍手が送られるのは、なかなかないこと。オオタニは全てのルールを打ち破る」と驚きを記していた。

　フェンウェイパークでは、大谷のユニホームやボードを持った大勢のファンが出待ちする姿が話題に。ヤンキースタジアムでは球場内のチームストアで大谷の漢字ユニホームが販売される異例の待遇が米メディアで連日報じられた。カリフォルニアから対岸へ行っても、大谷への注目度は絶大だったようだ。