大谷翔平と対戦で「打者の気持ち実感できた」 トラウトがWBC決勝を回顧「あの球を逃しちゃダメ」
日本の14年ぶり3度目の優勝で3月に幕を閉じた野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手と決勝で対戦したマイク・トラウト外野手が名勝負を回顧した。「打者の気持ち実感できた」と喜びを明かし、最後の1球は「まさかスライダーを投げてくるとは」と驚いていた。
WBC決勝での名勝負を解説
日本の14年ぶり3度目の優勝で3月に幕を閉じた野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手と決勝で対戦したマイク・トラウト外野手が名勝負を回顧した。「打者の気持ち実感できた」と喜びを明かし、最後の1球は「まさかスライダーを投げてくるとは」と驚いていた。
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トラウトは19日(20日)の敵地ヤンキース戦前、米MLB専門局「MLBネットワーク」の中継に登場。WBC決勝で最終打者となったが「彼と対戦するのは分かっていた。だから精神的には準備が整っていたんだ」と振り返った。打席では「カウントの序盤でストレートを投げてきて、それを当て損じてしまった」と後悔。「3-2の状況でまさかスライダーを投げてくるとは思いもしなかった。頭に入れておくべきだったけど」と三振を解説した。
大谷がエンゼルスに入団した2018年からチームメイトの2人。トラウトは「ライブBPですら彼と対戦したことはないんじゃないかな」とWBCが実戦形式での初対戦だったことを告白。「他の打者が打席で体験する気持ちを実感できたよ。(当て損じた)あの球を逃しちゃだめだね。スライダーが来るんだから。もしくはスプリットもね」と投手・大谷の実力を改めて称賛していた。
(THE ANSWER編集部)