大谷翔平を「支えてくれる人がいるといい」 251勝左腕が実体験から心配するFAの「ストレス」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場。4打数無安打1四球に終わり、チームも延長の末に2-3でサヨナラ負けした。今オフにフリーエージェント(FA)になることもあって敵地ニューヨークでも大きな注目を集める二刀流だが、ヤンキースなどで通算251勝を挙げたCC.サバシア氏はFAに向けてある不安を指摘している。
今オフにFAとなる大谷
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場。4打数無安打1四球に終わり、チームも延長の末に2-3でサヨナラ負けした。今オフにフリーエージェント(FA)になることもあって敵地ニューヨークでも大きな注目を集める二刀流だが、ヤンキースなどで通算251勝を挙げたCC.サバシア氏はFAに向けてある不安を指摘している。
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大谷ファンを自称するサバシア氏。2021年ア・リーグMVPとなる前から、自身がホストを務めるポッドキャスト番組「R2C2」で称賛を続け、その実力を高く評価している。18日のヤンキース戦で本塁打を放った時もMLBネットワークに出演中に大喜びし、隣にいた通算191本塁打のクリス・ヤング氏とタッチを交わしたほどだった。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「CC.サバシアがショウヘイ・オオタニの最も凄いと思う事、ヤンキースタジアムの“スターの質”などについて語る」との見出しで、記事を掲載。「オオタニはフリーエージェントとなる可能性がある。それがどのような感じなのか? サバシアによると、良いことばかりではないようだ」とFAをテーマに記事を展開した。
その中でサバシア氏はFAになった現役時代のことを回顧。「ストレスだよ。みんな必要とされたいけど、ストレスの溜まる数週間から数か月だ」と長期間にわたる精神的な苦しみがあったことに触れた。「自分を頼りにしている人がいたら、遊ぶ場所なんて無いからね。住む場所、次の引っ越しとか全てのことが頭によぎる。それと同時に沢山のオファーを受けるわけだ。全てを処理していくのは簡単じゃない」と懸念した。
ブルワーズ時代の2008年にFAになったサバシア氏は、各球団による争奪戦の末にヤンキース入り。当時について「妻とともに乗り越えられたのは良かった。だから、彼のそばにも、誰か支えてくれる人がいると良いね。全てが期待通りにはいかない。みんなフリーエージェントになって金を稼ぎたい。でもそのプロセスはストレスなんだよ」と語っている。
(THE ANSWER編集部)