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大谷翔平には「脱帽する」 メジャー630本塁打のレジェンドが二刀流の未来に言及「出てくるかも」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、打っては4本塁打、打率.281、投げては2勝で防御率0.86と二刀流で躍動している。マリナーズなどでメジャー通算630本塁打を放ったケン・グリフィーJr.氏は米メディアに対し、「驚異的だ。脱帽するよ」と絶賛。米国における二刀流選手の未来についても予想した。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

殿堂入り名手が米国での二刀流に持論

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、打っては4本塁打、打率.281、投げては2勝で防御率0.86と二刀流で躍動している。マリナーズなどでメジャー通算630本塁打を放ったケン・グリフィーJr.氏は米メディアに対し、「驚異的だ。脱帽するよ」と絶賛。米国における二刀流選手の未来についても予想した。

 米メディア「オーダシー」の番組「ザ・ブレット・ブーン・ポッドキャスト」に出演したグリフィーJr.氏は、メジャーにおける二刀流について聞かれ、「オオタニ以前に二刀流ができた選手は何人かいたと思う」と持論を展開。「メジャーでプレーするほぼ全ての選手は、もともとショートで投手だったんだ。そういうものなんだ」と語り、育成年代での傾向をこのように指摘した。

「左利きだったら一塁手もあるかもしれない。私は14歳の時に外野手に転向した。それまで一塁手と投手をやっていた。外野手ならもっと活躍できるといったんだ。アメリカではポジションを変えなければいけない。ハンター・グリーン(レッズ)を見てくれ。彼はショートで投手だったんだ。高校3年生でペトコ・パークの3階席に打ち込んでいたんだよ。二刀流ができる選手はいるんだよ」

 グリフィーJr.氏は自身も14歳まで投手を兼任していたという。現役時代にはシルバースラッガー賞7度、ゴールドグラブ賞10度受賞した名手は「彼(大谷)がやっていることは驚異的だ。脱帽するよ」と手放しで称賛。「でもメジャーは前例に真似ていくリーグだから、オオタニのレベルには届かないかもしれないけれど。これから二刀流が出てくるかもね」と未来の二刀流出現に期待していた。

(THE ANSWER編集部)


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