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大谷翔平は「なんて凄い打者なんだ」 HR強奪したジャッジが称賛「ここに屋根があったら打ち抜く」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席でホームラン性の当たりを放ったが、中堅を守るアーロン・ジャッジにフェンス越しでキャッチされて、2日連続アーチはならなかった。超ファインプレーを見せたジャッジは試合後、「どうやって捕球できたのかわからない」と驚きを持って振り返った。

ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】
ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷の“HRキャッチ”直後に6号2ラン

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席でホームラン性の当たりを放ったが、中堅を守るアーロン・ジャッジにフェンス越しでキャッチされて、2日連続アーチはならなかった。超ファインプレーを見せたジャッジは試合後、「どうやって捕球できたのかわからない」と驚きを持って振り返った。

 ピンチを救った。エンゼルスの初回1死走者なしの場面で打席に入った大谷。フルカウントからチェンジアップをとらえた打球はバックスクリーン目がけて飛んで行った。フェンスオーバーと思われたが、中堅を守るジャッジがフェンス前で大きくジャンプ。大きく腕を伸ばすと、ボールはグラブの土手に当たってこぼれたが、冷静に右手でキャッチして大谷のホームランを阻止した。

 米MLB専門局「MLBネットワーク」公式ツイッターは、試合後の場内インタビュー映像を公開。その中でジャッジは大谷のHR強奪についてこう語った。

「彼はなんて凄い打者なんだ。もしこの球場に屋根があったら屋根を打ち抜くんじゃないかな。彼は優れた才能の持ち主だし、エンゼルスには良い選手が沢山いる。彼が打った時はただ捕球しようと努めただけさ。もっと良いレシーバーだったら片手で捕球できていただろうけどジャグリングしてしまった。初回にアドレナリンが出た。どうやって捕球できたのかわからないよ」

 また、米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」のヤンキース専門ツイッターもジャッジのコメントを紹介。「あのプレーの後に僕の頭の中によぎった事は知りたくないと思うよ。捕れなかったかと思ったけど、最も大切なのは捕球できた。それに尽きる」とジャッジはHRキャッチの場面を振り返っている。

(THE ANSWER編集部)


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