大谷翔平に「見せつけた」ジャッジ 15分間で演じたHR強奪→先制6号弾に米記者称賛「3ラン相当だ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席でホームラン性の当たりを放ったが、中堅を守るアーロン・ジャッジがジャンプしてキャッチし、大谷の2日連続アーチを阻止した。ジャッジは直後の攻撃で左越え6号2ランを放ち、“3点分”の活躍。米識者などからは「素晴らしい15分間」「ジャッジ対オオタニで見せつけた」といった声がツイッターで上がっている。
大谷の“HRキャッチ”直後に6号2ラン
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席でホームラン性の当たりを放ったが、中堅を守るアーロン・ジャッジがジャンプしてキャッチし、大谷の2日連続アーチを阻止した。ジャッジは直後の攻撃で左越え6号2ランを放ち、“3点分”の活躍。米識者などからは「素晴らしい15分間」「ジャッジ対オオタニで見せつけた」といった声がツイッターで上がっている。
歓声とどよめきが交錯した。初回1死走者なしの場面で迎えた大谷の第1打席。3-2のフルカウントから相手の先発右腕ジョニー・ブリトーのチェンジアップをとらえると、打球はバックスクリーン方向へ。フェンスオーバーと思われたが、昨季大谷とMVPを争ったジャッジがフェンス前で大きくジャンプした。大きく腕を伸ばすと、ボールはグラブの土手に当たってこぼれたが、冷静に右手でキャッチ。大谷の2日連続アーチを阻止した。
直後の攻撃。無死1塁の場面でジャッジはエンゼルス先発右腕キャニングの6球目を完璧にとらえ、左翼のエンゼルスのブルペンに2ランを叩きこんだ。HRキャッチから15分、連続で見せた活躍に、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者は自身のツイッターで「アーロン・ジャッジがこのイニング3ラン相当をマーク。本塁打を強奪したあと、グリフィン・カニングから2ランを放った」と“3点分”のプレーだったと称賛した。
米識者たちもツイッターで反応。米ニューヨーク州地元局「WSYR-TV」のスポーツレポーターのマリオ・サッコ氏は「アーロン・ジャッジにとっては素晴らしいここ15分間だ」と称え、米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のコラムニストのジョン・ヘイマン氏も「ジャッジがオオタニの本塁打をジャグリングキャッチで奪った後に本塁打。ジャッジ対オオタニで見せつけた」とつづっている。
ジャッジは2-2に追いつかれた8回にも、ドル―リーの右中間を抜けそうな当たりをダイビングキャッチ。攻守で見せ場をつくった。試合は2-2からタイブレーク方式の延長に突入。ヤンキースが4番トーレスの中犠飛で3-2とサヨナラ勝ちを収めた。
(THE ANSWER編集部)