ヤンキース戦で今季4号弾丸2ラン

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日（日本時間19日）の敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席で今季4号の先制2ランを放ち、今季初盗塁も記録するなど躍動した。3打数1安打2打点1盗塁で、5-2の勝利に貢献。試合前には珍しく屋外での打撃練習を行い、特大の打球を放ったことに米記者が注目。映像を公開すると、米ファンからは「ヤンキースに見せつけてるのかな？」「色んな意味で最高」などとコメントが集まっていた。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　豪快な一発の“予兆”だったのかもしれない。今季初のニューヨークでの試合前。大谷が珍しく屋外で打撃練習を行った。青空の下、ヤンキースタジアムで心地良い打撃音を響かせる。バックスクリーンへの一撃を含め、実際の映像をツイッターに公開したMLB公式のエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は「このバックスクリーン越えを含め、何本か深い当たりを見せる」と文面で伝えた。

　また米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者も「ショウヘイ・オオタニはシーズン中ほとんど打撃練習に現れない」と珍しいシーンに注目してツイート。米ファンからは「色んな意味で最高すぎる。ヤンキースタジアムでやらなきゃいけなかったんだ」「ヤンキースに見せつけてるのかな？」「本塁打確定だな」「オオタニは登板翌日にいつも本塁打放つよね」「なんで今日だったんだろう？」などとコメントが集まっていた。

　この後に行われた試合、大谷は第1打席で打球速度116.7マイル（約187.8キロ）の弾丸2ランを放った。5回には打撃妨害で出塁し、すかさず今季初盗塁。送球が逸れる間に三塁へ進み、犠牲フライで生還するなど無安打での得点を演出。ヤンキースタジアムで躍動した。