大谷が敵ファンの子供に優しく対応

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日（日本時間18日）まで敵地ボストンでのレッドソックス4連戦を戦った。この試合で日本ファンが注目したシーンの一つが、試合前に大谷がベンチすぐそばにいた敵ファンの少年に優しくサイン対応した場面。日本の中継でも一瞬映り、ピョンピョン跳ねる少年に和む声がSNSに上がっていたが、米ファンも「この子のリアクションには笑顔にならざるをえない！」「とっても可愛い！」と反応していた。

　16日（同17日）のレッドソックス戦前。大谷はベンチで何かに気付いた。ボールとペンを手に持ち、サインをねだる少年ファンだった。「B」のロゴ入りキャップを被っており、レッドソックスのファンのようだが、大谷は笑顔で近づくと優しくサイン。これに少年は喜び、ピョンピョンと可愛らしく飛び跳ねていた。

　ツイッター上の日本ファンの間でも話題になったシーンだが、マサチューセッツ州ラジオ局「98.5 ザ・スポーツ・ハブ」の制作補佐、タイラー・ミリケン氏もこの光景に注目。自身のツイッターで「お願いだショウヘイ、この喜びを今後10年間レッドソックスファンに与えてくれ」と、今季終了後にフリーエージェント（FA）となる大谷に願っていた。

　すると米ファンからもコメントが寄せられ「正直言って、私もこの子と全く同じリアクションをする」「とっても可愛い！」「この惑星で最高」「この子のリアクションには笑顔にならざるをえない！」「私も彼に会ったらこうなる」などと大谷の対応と少年の反応にほっこりした様子だった。

　レッドソックスとの4連戦は1勝3敗に終わったエンゼルス。18日（日本時間19日）からは、ヤンキースとのニューヨーク3連戦を迎える。