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日本のネット文化を知ったNPB入り大物助っ人が「納得」 困惑していた「GRASS」の意味とは

米大リーグでサイ・ヤング賞を獲得し、今季からDeNAに加入したトレバー・バウアー投手は16日のイースタン・リーグの西武戦に来日初登板先発し、4回4安打無失点と上々の内容を見せた。鳴り物入りでの日本球界参戦が大きな話題を集める中、バウアーは日本のネットで使われるある“文字”に困惑していたそうだが、周囲からの助言などで「全てに納得した」と明かしている。

今季からDeNAに加入したトレバー・バウアー【写真:Getty Images】
今季からDeNAに加入したトレバー・バウアー【写真:Getty Images】

16日に来日初登板を果たしたバウアー

 米大リーグでサイ・ヤング賞を獲得し、今季からDeNAに加入したトレバー・バウアー投手は16日のイースタン・リーグの西武戦に来日初登板先発し、4回4安打無失点と上々の内容を見せた。鳴り物入りでの日本球界参戦が大きな話題を集める中、バウアーは日本のネットで使われるある“文字”に困惑していたそうだが、周囲からの助言などで「全てに納得した」と明かしている。

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 開幕直前の3月中旬にDeNA入りが決まったバウアー。ツイッターを通じて日本人ファンの反応を見る機会もあった中で、ずっと抱いてきた疑問が解消されたようだ。17日にこんな投稿をして話題を集めた。

「正直言うと、とても困惑していました。でも、今、全てに納得しました…GRASS」

 バウアーを「納得」させたのは、代理人のレイチェル・ルバさん。引用ツイートしたTikTok動画の中で、ルバさんはこう語っている。

「トレバーの投稿をリツイートするときにみんな(日本人)が書いていることを(機械翻訳で英語に)訳すと、“grass”って出てくるんです。どんどん“grass”が出てくるんです。だからトレバーの通訳についに聞いてみたんです。“grass”っていったい何なの? どういう意味?って。彼の説明を聞いてみたら、これが素晴らしいんです」

 ここで言われている“grass”は、漢字にすると「草」のこと。日本のネット用語としては「笑える」「ウケる」などを意味するもので、一説によると起源は笑いを意味する「www」が芝生のように見えることから「草」「草生える」と変化したなどと言われている。

 ルバさんは動画内で「彼(通訳)は“lol”という意味だと言いました。なんで“grass”が“lol”って意味になるの?と聞いてみたら『日本語では“w”は“笑う”を短くしたもので、“to laugh”という意味です』と返ってきました。『だから“wwwww”は英語の“lol”に該当します。ただ、“wwwww”は草が生えているように見えるので、今“grass”は“lol”を意味するんです』と。気に入りました」と説明していた。

 日本のネット文化の一端を理解することができた様子のバウアー。16日の登板ではメジャーでお馴染みだった“刀パフォーマンス”も披露。6奪三振と日本デビュー登板で実力を見せつけていた。

(THE ANSWER編集部)

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