上原浩治、ボストンで再会した盟友と抱擁2ショットに米懐古「2人なしの世界一は想像できない」
米大リーグ・レッドソックスOB投手の上原浩治氏が16日(日本時間17日)、かつての本拠地フェンウェーパークで行われた2013年ワールドシリーズ制覇の10周年イベントに参加。世界一を成し遂げた当時の選手たちと交流を深めた。球団が誇るスーパースターとも親しげにハグを交わした瞬間に、「2013年の最高の打者と投手」「魔法のようだった」と米ファンから懐かしむ声が寄せられていた。
レッドソックスがワールドシリーズ制覇10周年イベントを開催
米大リーグ・レッドソックスOB投手の上原浩治氏が16日(日本時間17日)、かつての本拠地フェンウェーパークで行われた2013年ワールドシリーズ制覇の10周年イベントに参加。世界一を成し遂げた当時の選手たちと交流を深めた。球団が誇るスーパースターとも親しげにハグを交わした瞬間に、「2013年の最高の打者と投手」「魔法のようだった」と米ファンから懐かしむ声が寄せられていた。
10年前の栄光の瞬間が蘇る再会となった。フェンウェーパークで行われたレッドソックス―エンゼルス戦の試合前。グラウンドで上原氏が対面した一人が「ビッグ・パピ」の愛称で親しまれた通算541本塁打の強打者、デービッド・オルティス氏だった。スーツ姿の上原氏に抱き着かれ、サングラス姿の大男も白い歯を見せていた。
米マサチューセッツ州地元紙「ボストン・グローブ」のピート・エイブラハム記者は、「デービッドとコウジ」とつづり自身の公式ツイッターに2人が笑顔でハグする写真を投稿。再会を懐かしんだ米ファンからは様々なコメントが書き込まれた。
「コウジが試合を締めるバイブスは魔法のようだった」
「私の父のお気に入り」
「この2人なしの2013年ワールドチャンピオンを想像できる? 私もできない」
「2013年の最高の打者と投手」
「2013年7月頃からワールドシリーズまでのコウジは、ただただ信じられないぐらい素晴らしかった。あのチームの中でお気に入りの選手の1人だ」
またレッドソックス公式ツイッターでは、当時注目を浴びたオルティス氏が上原氏の体を抱きかかえて肩に担ぐ名シーンが再現された写真も投稿されていた。
上原氏は2009年の渡米後、オリオールズとレンジャーズを経てレッドソックスに加入。移籍初年度の13年はクローザーも務め、レギュラーシーズンで73試合に登板。4勝1敗21セーブ、防御率1.09と抜群の安定感を誇った。ワールドシリーズでも好投を見せ、日本人初の胴上げ投手となった。