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「ショウヘイ、お願いだ…」 大谷翔平を口説きたいボストン紙、異例の公開ラブレターで熱烈勧誘

米大リーグで今季初めてレッドソックスの本拠地ボストン遠征中のエンゼルス・大谷翔平投手に対し、地元ボストン紙が異例となる長文の“ラブレター”を掲載。「なぜレッドソックスでプレーするべきなのか」を力説した。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

「ボストン・グローブ」紙が長文で「レッドソックスに移籍するべき理由」を力説

 米大リーグで今季初めてレッドソックスの本拠地ボストン遠征中のエンゼルス・大谷翔平投手に対し、地元ボストン紙が異例となる長文の“ラブレター”を掲載。「なぜレッドソックスでプレーするべきなのか」を力説した。

「親愛なるショウヘイへ」という書き出しで始まる長文の手紙。米マサチューセッツ州地元紙「ボストン・グローブ」は「ボストンがいかに完璧であり、レッドソックスがいかに別の二刀流スターを受け入れる準備ができているかを指摘するショウヘイ・オオタニへの公開書簡」と題する異色の記事を掲載した。著者のピート・エイブラハム記者は様々な言葉を用いて、今オフにフリーエージェント(FA)となる大谷を口説きに出た。

「この手紙は、あなたが今シーズンの後にFAになったときに、ボストンが“ホーム”と呼ぶのに素晴らしい場所であることを念のためにお知らせするものだ」。天候や交通機関などボストンの魅力を列挙しつつ、レッドソックスに移籍するべき理由を力説する。

 大谷が高校生だった2012年、そしてNPBからメジャーに挑戦した2017年のオフにもレッドソックスは獲得に乗り出している。当時、球団は二刀流で起用するための詳細な計画を代理人に送っていたといい、かつてベーブ・ルースを投打で起用していた実績にも触れた。その上で、ライバル球団への牽制も忘れない。

「ところで、ヤンキースはベーブにピッチャーを続けさせなかった。これは覚えておいてほしい」

 続けて、アレックス・コーラ監督が「世界中のアスリートには申し訳ないが、世界最高のアスリートは彼であるべきだ。彼がしていること、彼がこれまでしたことはアメージングだ。いまだに畏敬の念を抱いているよ」と絶賛していたことに言及。監督は今でもチームの「大谷起用計画」のメールを保管しているという。

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