大谷翔平の新天地報道に米記者反論 カブスとは「思えない」3つの理由も提示「彼はお金を…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季終了後にフリーエージェント(FA)となるため、去就が早くも米メディアで取り沙汰されている。新天地候補としてカブスを挙げる報道もあったが、ある米記者は「そうは思わない」と反論。3つの「理由」も示している。
大谷は今季終了後にFAになる
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季終了後にフリーエージェント(FA)となるため、去就が早くも米メディアで取り沙汰されている。新天地候補としてカブスを挙げる報道もあったが、ある米記者は「そうは思わない」と反論。3つの「理由」も示している。
米イリノイ州地元局「NBCスポーツ・シカゴ」は「ヘイマンはカブスのオーナー陣がショウヘイ・オオタニに支払うとは思わない」との見出しで記事を掲載。米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が大谷の新天地候補にカブスを「大穴チーム」として挙げたことを紹介した。
ただ、この話題に米紙「ニューヨーク・ポスト」のコラムニストのジョン・ヘイマン氏が「ブレーキを踏んだ」とも伝えた。記事ではヘイマン氏が現地の番組「ムリー・アンド・ハウ」に出演した際に、カブスが候補として考えづらい3つの理由を示したことも伝えた。
1つ目は「オオタニの西海岸への強い好み」を挙げたヘイマン氏は「(米移籍の)当時、彼はニューヨークにいる自分自身を想像できないとヤンキースに伝えた。もちろん、5年以上前だ。物事は変わりえる。私の考えでは彼は西海岸が好きで、西海岸の考え方が好きなように思える」と語った。
さらに2つ目として「彼の勝ちたいという欲求」に同氏は注目。カブスが2017年にリーグ優勝決定シリーズに進出して以降は「継続できていない」ことを挙げ、勝利を求める大谷の欲求にはそぐわない選択肢であることを挙げた。
3つ目には金額の問題を指摘。「彼(大谷)は勝ちにこだわり、彼はお金は気にしていないと思う。いずれにせよ、カブスがもし高い額を出す入札者になったら私は驚くが」とヘイマン氏は大谷が大金を欲してはいないと予想しつつ、「カブスは大型契約という点に関してはパドレスやメッツと張り合わないだろう。彼(大谷)は5億ドル(約645億円)以上の契約を得ると私は思っている。だから、カブスのオーナー陣はそこまでいくとは思えない」と主張した。
「彼らを非難するわけじゃない。史上最高の選手であり、マーケティングにおいても宝石である選手に対してであっても、5億ドル以上出せるオーナー陣が多くいるとは思わない」と獲得は現実的であると思えない見解をまとめていた。
(THE ANSWER編集部)