大谷翔平、創刊69年の米老舗誌も衝撃 内角を逆方向弾「馬鹿げている。左打者にできないはず」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場し、花巻東高の先輩・菊池雄星投手から今季3号となる左中間2点本塁打を放った。内角のボール球を逆方向へかっ飛ばした豪快弾は米識者などにも衝撃を与えていたが、権威ある米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」も「キャリアの中で最もとんでもないホームランの1つ」と驚きをもって報じていた。
花巻東高の先輩・菊池雄星から3号2ラン
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場し、花巻東高の先輩・菊池雄星投手から今季3号となる左中間2点本塁打を放った。内角のボール球を逆方向へかっ飛ばした豪快弾は米識者などにも衝撃を与えていたが、権威ある米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」も「キャリアの中で最もとんでもないホームランの1つ」と驚きをもって報じていた。
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1954年創刊の老舗誌も、大谷の一発に驚いた。3回1死一塁の場面で菊池のスライダーをとらえた一打。見逃せばボールとなるインコースの投球を逆方向にはじき返すと、低く鋭い弾道の打球はグングン伸びていった。左中間フェンスを越える3号2ラン。打った直後からツイッター上の米記者や米ファンの間でも話題を集めていた。
これに創刊69年を迎える「スポーツ・イラストレイテッド」は電子版の記事で「ショウヘイ・オオタニは彼のMLBキャリアの中で最もとんでもないホームランの1つを打ち、ファンは畏敬の念を抱く」との見出しをつけて報じた。「マウンド上では今季ここまで1勝0敗、18奪三振のオオタニは、明らかに内角へのボール球をスイングしたが、どういうわけかその一打は左中間フェンスを越えた」とこの一打を伝えた。
記事内では、衝撃を受けた米ファンがツイッター上に投稿した驚きの声を紹介。さらに「これは左打者にはできないはずのことだが、オオタニは普通の左打者ではない」とその長打力を称賛。この記事の著者アンディ・ネスビット氏は「これはただただ馬鹿げている。私はオオタニがホームランの後で被ったエンゼルスの新しいホームランハットも好きだ」と、今季から始まった日本の兜を被る本塁打後のセレブレーションにも注目しつつ驚いていた。
(THE ANSWER編集部)