エンゼルス戦に先発、5回途中6失点で勝ち負けつかず

　米大リーグ・ブルージェイズの菊池雄星投手は9日（日本時間10日）、敵地エンゼルス戦に先発し、5回途中6失点で降板した。花巻東高の後輩・大谷翔平投手に今季3号2ランを浴びるなどノックアウトされたが、チームが逆転し勝ち負けはつかなかった。本調子ではなかったが、カナダ放送局は菊池を「チームで最も人気のある選手」と紹介。「選手が次々にキクチのことを口にする」「最も品のある選手」と普段の振る舞いを絶賛した。

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　昨年3月にフリーエージェント（FA）でブルージェイズ入りした菊池。カナダ放送局「スポーツネット」の実況のダン・シュルマン氏は試合中に「キクチはチームで最も人気のある選手の1人です」と紹介。1年でクラブハウスの人気者になったことを伝えた。

「球団内の多くの人に聞くと、彼の英語は素晴らしいそうです。自分に厳しく習得していて、今は英語でインタビューに答えることもあります」と高い英語力を持っていることを称賛。その結果、「よりチームの一員と感じられるようになったようで、性格も表に出てきています」と続けた。

　チームメートからも愛されているようで、シュルマン氏は「ブランドン・ベルトは、ユウセイがどれだけ面白いか話していました。ジョージ・スプリンガーも『彼ともっと話してみたい。彼はチームで最も愉快なヤツなんだ』と語っていました」と選手の声を紹介。「選手たちが次々にキクチのことを口にするんです」とその人気ぶりを力説した。