大谷翔平の通訳は「ロックスター」 水原一平氏の人気ぶりに敵地放送局も驚嘆「誰かと思ったら…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場し、花巻東高の先輩・菊池雄星投手から今季3号となる左中間2点本塁打を放った。敵地放送局は大谷への声援の大きさに言及する中で、「面白かったのは、オオタニの通訳が大歓声を受けていたことです」と水原一平通訳の人気ぶりを紹介。「彼はここではロックスターです」と驚嘆した。
本拠地開幕戦前のセレモニーで大歓声を受けた
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場し、花巻東高の先輩・菊池雄星投手から今季3号となる左中間2点本塁打を放った。敵地放送局は大谷への声援の大きさに言及する中で、「面白かったのは、オオタニの通訳が大歓声を受けていたことです」と水原一平通訳の人気ぶりを紹介。「彼はここではロックスターです」と驚嘆した。
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異例の待遇にカナダ放送局も驚きだ。3回1死一塁で迎えた大谷の第2打席。逆方向への3号2ランを放つ直前のことだった。ブルージェイズの試合を中継するカナダ放送局「スポーツネット」の放送席は、大谷に対するアナハイムの大歓声を受け、「トラウトとオオタニどちらが人気か甲乙つけがたい」と話題に。エンゼルスが誇る2大スターを比較した。
すると解説のバック・マルティネス氏が「面白いと思ったのは、本拠地開幕戦でのイントロダクションで、オオタニの通訳が大歓声を受けていたことです」と切り出し、実況のダン・シュルマン氏も「そうでしたね!」と笑った。
話題になったのは、7日(同8日)にアナハイムで行われた同カードの試合前セレモニー。本拠地開幕戦とあって、球団の選手やスタッフが紹介される中、水原氏はひと際大きな声援で迎えられた。
「『誰だ?』と思ったら通訳でした」とマルティネス氏が振り返ると、シュルマン氏も「おそらくどのコーチよりも、どのサポートスタッフよりも大きな声援でした」と言及。カメラが水原氏をとらえると、マルティネス氏は「彼はここではロックスターです!」とワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表でも裏方として奮闘した水原氏の人気ぶりを評した。
直後に大谷が2ランを放ち、5-0とリードを広げたが、試合は延長の末、ブルージェイズが12-11で勝利。大谷は5打数2安打2打点、菊池は4回1/3、9安打6三振6失点で勝ち負けはつかなかった。
(THE ANSWER編集部)