エンゼルスHR新儀式の「兜」は33万円 話題沸騰で製造元も喜び「ニュースを見て驚いた」
米大リーグのエンゼルスは7日(日本時間8日)、本拠地開幕戦でブルージェイズと対戦した。この試合で注目を浴びたのが、初回にマイク・トラウト外野手が先制2ランを放った直後、ベンチで被った日本の「兜」。今季の新セレブレーションが話題になったが、製造元によると33万円の逸品であると明らかになった。
エンゼルスの本拠地開幕戦でトラウトがベンチで被って話題に
米大リーグのエンゼルスは7日(日本時間8日)、本拠地開幕戦でブルージェイズと対戦した。この試合で注目を浴びたのが、初回にマイク・トラウト外野手が先制2ランを放った直後、ベンチで被った日本の「兜」。今季の新セレブレーションが話題になったが、製造元によると33万円の逸品であると明らかになった。
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トラウトは初回無死一塁、右腕バジットの初球を豪快に左翼席へ2ラン。ベンチに戻ると、仲間から黄金色に輝く兜を被せられた。エンゼルスでは昨季、本塁打を打った選手がベンチでカウボーイハットを被せられる儀式が恒例に。今季は敵地から試合が始まり、麦わら帽子を使用していたが、本拠地初戦で見られたまさかの場面がツイッター上でも話題になっていた。
ロサンゼルスの地元中継局でも大谷翔平投手が選んだと紹介された兜の製造元は、鹿児島の甲冑工房丸武産業。撮影用の甲冑なども用意しており、トラウトが被ったのは通常販売しているスタンダード商品。発注を受けて33万円の逸品を用意したという。
電話取材に対応した同社社員によると、別の企業を通じて発注を受けたという。「(エンゼルスで使われるという)そういう情報を聞いてはいました。ニュースを見て『そうか、今日なんだ…!』と驚きました」とビックリしながらも喜びを口にしていた。
(THE ANSWER編集部)