大谷翔平の“兜未遂”フェン直二塁打に米実況席驚愕 崩されたのに「あそこまで強く、遠くに…」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地開幕戦のブルージェイズ戦に「3番・DH」で出場し、1点ビハインドの8回に右翼フェンス直撃の二塁打を放った。変化球に完全に体勢を崩されながら、本塁打寸前の長打に。地元放送局の実況席を驚かせた。
本拠地開幕戦のブルージェイズ戦に「3番・DH」で出場
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地開幕戦のブルージェイズ戦に「3番・DH」で出場し、1点ビハインドの8回に右翼フェンス直撃の二塁打を放った。変化球に完全に体勢を崩されながら、本塁打寸前の長打に。地元放送局の実況席を驚かせた。
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初の「兜」まで、あと1メートルだった。3-4のビハインドで迎えた8回先頭、カウント2-2から粘った大谷は8球目、右腕スワンソンのスプリットにタイミングをずらされた。完全に体勢が崩れたにもかかわらず、右手一本で振り切った打球は右翼席ポール際へ。わずかに柵越えはならなかったものの、フェンス直撃の二塁打。驚異の長打力を発揮した。
この日は初回にマイク・トラウトが先制2ランを放った際、ベンチで兜を被されて祝った新たなホームラン儀式が話題に。大谷も本塁打なら、兜姿がお披露目されていたかもしれないが、規格外の二塁打だったことには違いない。
地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」で解説を務めるマーク・グビザ氏は「同点まであと少しというところでした」と言い、「ロケット! スプリットを打ちました!」と驚きを表現。「体が泳いでいましたが、それでもあそこまで強く、遠くに飛ばせる。それが彼の力強さです。腰が開いてしまったとしても、手はしっかり残していました」と技術を称賛した。
(THE ANSWER編集部)