大谷翔平の初勝利呼んだ「トラウトの33キロ」 米ファン感服、激走中の体勢が「アメージング」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マリナーズ戦に先発し、今季初勝利を挙げた。1点リードの7回には主砲マイク・トラウト外野手が貴重な適時打で援護。内野安打の激走で見せたスピードに、米ファンは「気持ちが表れてて最高だ」と感服している。
マリナーズ戦で貴重な適時打
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マリナーズ戦に先発し、今季初勝利を挙げた。1点リードの7回には主砲マイク・トラウト外野手が貴重な適時打で援護。内野安打の激走で見せたスピードに、米ファンは「気持ちが表れてて最高だ」と感服している。
2-1とエンゼルスがリードした7回2死一、三塁。右打席に入ったトラウトは、アンドレス・ムニョス投手が投じた99マイル(約159キロ)の速球を弾き返した。打球はショートへのボテボテの当たりだったが、トラウトは内野安打を狙ってすかさず激走。かつて盗塁王も獲得した猛ダッシュに遊撃手は送球できず、三塁走者が生還してエンゼルスが貴重な1点を加えた。結果的に試合は4-3と1点差だっただけに、大谷の勝利にも重要な場面だった。
米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式ツイッターが実際の動画を公開。文面で「マイク・トラウトが秒速30.2フィート(時速約33.1キロ)のエリート級スプリントを見せた。完全に馬鹿げている」とスピードに脱帽すると、米ファンからは「気持ちが表れてて最高だ」「打ってからずっと頭下げてるのがアメージングだね」「彼は速いぞ」「彼は反則だよ」と反響が寄せられている。
トラウトは3打数1安打1打点、2四球でチームに貢献。大谷は6四死球と制球に苦しむも6回111球、1失点8奪三振。打っては貴重な適時打を含む2打数1安打1打点で4-3の勝利の立役者となった。
(THE ANSWER編集部)