大谷翔平の力投をWBC米国監督も絶賛 ピンチの場面の態度に畏怖「それで99%勝っちゃう」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で出場し、6回3安打1失点、8奪三振で4-3の勝利に貢献。今季初勝利を挙げた。3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国代表監督を務めたマーク・デローサ氏は、米放送局の番組で「ピンチでも全く動じないんだ」と精神力の強さを称賛している。
マリナーズ戦で今季初勝利
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で出場し、6回3安打1失点、8奪三振で4-3の勝利に貢献。今季初勝利を挙げた。3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国代表監督を務めたマーク・デローサ氏は、米放送局の番組で「ピンチでも全く動じないんだ」と精神力の強さを称賛している。
大谷は初回に1点を許し、3回終了までに6四死球を出す不安定な立ち上がり。しかし、4回以降は尻上がりに調子を上げ、1安打に抑える力投で勝利をもぎ取った。米MLB専門局「MLBネットワーク」公式ツイッターは番組内で識者が大谷の登板を振り返る番組の動画を公開。出演したデローサ氏は「圧倒された」マウンド上での姿勢をこのように力説した。
「走者2人を出してフリオ・ロドリゲスが打席に立つピンチ(2回2死一、二塁)でも、カメラに映された彼は全く動じていないんだ。俺と闘えるのならどうぞ、って感じ。それで99%くらい勝っちゃうんだからね」
WBC決勝では、9回に登板してエンゼルスの同僚マイク・トラウト外野手から三振を奪い、胴上げ投手となった大谷。連覇の夢を断たれたデローサ氏は試合後、「他の人は彼のような存在になれない」と二刀流を絶賛していた。マリナーズ戦での投球について、今回の番組で「スイーパーと呼ばれる球種を見た。プレートを横切る球だった。奥行きはなく横に曲がる。彼はその球で打者を一日中苦しめていた」と“新球種”にも注目した。
(THE ANSWER編集部)