ライト層からディープ層まで「ドキドキ感」たっぷりのスポーツくじ

　日本代表の2大会ぶりのベスト16進出、開催国ロシアの躍進、そして、予断を許さない接戦に次ぐ接戦で盛り上がったサッカーのワールドカップロシア大会。世界最高峰のプレーの数々に、すっかりサッカーにハマってしまった人、そして今まで以上にサッカー熱が高まった人は多いだろう。

　実は今回のワールドカップ、国内でもう一つ大きなニュースが飛び出した。前回2014年ブラジル大会からスタートしたワールドカップの試合を対象としたスポーツくじ「ワールドカップ toto（トト）」で、toto史上最高となる当せん金額3億3873万7700円が1口誕生したのだ。

　最高当せん金額が誕生した第1015回の「toto」は、ワールドカップロシア大会のグループリーグ初戦を対象とした開催回。最高当せん金額となった要因は、前開催回（第1013回）の「toto」で、1億4646万7475円のキャリーオーバーが発生したこと。また、グループリーグ初戦で、数々の “番狂わせ”が起こっていたこと。前回大会優勝国のドイツが初戦でメキシコに敗れ※1、優勝候補のブラジルがスイスと引き分け※2、アルゼンチンもワールドカップ初出場のアイスランドに引き分け※3、さらに日本が格上と言われたコロンビアに勝利※4などだ。この結果、13試合の対戦カード全ての予想を当てたのはたった1人（1口）、高額当せんの誕生となった。

　ちなみに今回の「ワールドカップ toto」では合計3回「toto」を販売しているが、第1018回の「toto」で1等当せん金143,121円が855口、第1019回の「toto」で1等当せん金1億円が1口という結果だった。

　フランスの優勝で締めくくったワールドカップ。スポーツくじはJリーグの試合を対象として販売が続いていく。ワールドカップに出場した選手が各チームに戻り、7月18日にJ1リーグが再開した。7月31日時点の順位表を見ると、17節を終了し1位は13勝を上げている「広島」だが、2位以下は混戦模様。予想し甲斐のある状況だ。

　「toto」系のくじは、13試合のホームチームの結果を予想する「toto」に加え、5試合の結果だけを予想する「mini toto」や、指定された3試合・6チームのゴール数を予想する「totoGOAL3」もあり、試合経過を見ながら盛り上がれること間違いなしだ。自分で1試合1試合予想した結果が高額当せんに結びつけば、喜びもひとしおだろう。

　また、予想したい試合だけを予想し、あとはコンピュータに任せる「ランダムチャンス」という買い方もある。こちらは「とりあえず地元のチームを応援したい」「好きな選手の所属するチームを応援したい」という予想くじビギナーにおすすめだ。（「予想は難しいから」という方には、コンピュータがランダムに試合結果を選択してくれる「BIG」（最高当せん金額6億円・キャリーオーバー発生時）もある）

「toto」系のくじは、1口100円で楽しむことができ、19歳以上であれば誰でもコンビニエンスストアの端末やくじ売り場で購入が可能、インターネットなら24時間購入することができる。さらに「Club toto」に入会するとスポーツくじの購入金額に応じてポイントを貯めることができ、このポイントは会員ランクに応じて様々な特典を用意した「ポイントプログラム」に応募できる仕組みになっている。

　ライトに楽しむもよし、ディープに踏み込むもよし。チームの勝敗に一喜一憂する楽しみだけでなく、「当せん金」というドキドキ感もついてくるスポーツくじ。ワールドカップを機に、Jリーグのスタジアムに足を運ぶのはもちろん、「toto」という新たなスポーツの楽しみ方も、是非、体験してほしい。

※1　ドイツ0-1メキシコ（メキシコ勝ちを予想した投票率8.00%）
※2　ブラジル1-1スイス（引き分けを予想した投票率16.15%）
※3　アルゼンチン1-1アイスランド（引き分けを予想した投票率13.41%）
※4　日本2-1コロンビア（日本の勝ちを予想した投票率11.61%）