大谷翔平131m弾の直後に敵地で“異変” 米実況席は笑撃「だからあんなに飛ばされた」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)の敵地マリナーズ戦に先発出場。5回の第3打席で今季第2号となる右中間2点本塁打を放った。MLB2年目の右腕ジョージ・カービー投手を完璧にとらえた2試合連続アーチの直後、スタジアムに変化が。その様子を目撃した米実況席では「だからあんなに飛ばされたんですよ」と笑いが漏れていた。
マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)の敵地マリナーズ戦に先発出場。5回の第3打席で今季第2号となる右中間2点本塁打を放った。MLB2年目の右腕ジョージ・カービー投手を完璧にとらえた2試合連続アーチの直後、スタジアムに変化が。その様子を目撃した米実況席では「だからあんなに飛ばされたんですよ」と笑いが漏れていた。
打った瞬間、大谷自身も“確信歩き”するほど会心のホームランだった。2-2の同点の5回無死一塁、打球速度177キロの一撃はきれいなアーチを描き、右中間スタンド中段に突き刺さった。どよめきと歓声が上がる中、悠々とホームを踏んだ大谷を中心に、ベンチでは歓喜の輪が広がった。
その後、5回1死一塁の場面でマリナーズはカービーから2番手マーフィーに投手交代。この時、米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況席は“異変”に気づいた。実況ウェイン・ランダッゾ氏が「驚きはたった今、屋根が閉められていることです。プレー中ですが」と、開閉式のTモバイルパークの屋根が閉められていること伝えた。
すると、エンゼルスOBでMLB通算132勝投手の解説マーク・グビザ氏は「ショウヘイは何でもできるんです。あんなに遠くにボールを飛ばされたんだから、屋根を閉めなきゃ。屋根が開いていたからあんなに飛ばされたんですよ」とジョーク交じりに発言。131メートル飛んだ大きな一発について、ランダッソ氏と笑い合っていた。
大谷の2ランで勝ち越したエンゼルスはその後も投手陣が踏ん張り、打線も追加点を奪って7-3で3連勝。大谷は5打数1安打2打点で、今季通算打率は.294となっている。
(THE ANSWER編集部)