マリナーズ戦に「3番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日（日本時間4日）、敵地マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。5回の第3打席に決勝の2号2ランを放ち、7-3で勝利したチームに貢献した。飛距離131メートルの豪快な一発を打たれたマリナーズ先発のジョージ・カービー投手は試合後、「いくつか取り戻したい球がある」と失投を悔やんだ。

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　大谷は2-2で迎えた5回無死一塁、相手先発カービーが投げた86マイル（138.4キロ）のチェンジアップをとらえた。高々と打ちあがった打球は右中間スタンドへ着弾。豪快な決勝2ランは飛距離431フィート（約131メートル）、打球速度110.3マイル（約177キロ）だった。カービーはスイングの直後、悔しがる様子も見せた。

　この一発が決勝点に。カービーは試合後の会見で「怖がらないようにいこうと思った」と自身の投球を振り返りながら「もう少しチェンジアップを低めに投げられたら良かったかもしれない」と反省点を口にした。

　大谷にホームランを打たれたのも低めのチェンジアップだった。「いい攻めができたとは思う」と語りつつ、「いくつか取り戻したい球があるが……」とも振り返っていた。エンゼルス打線に対する攻めに関しては「彼らはかなり振ってきた。もっと内角を使うことができたかもしれない。そうすれば速球ももっと生きたはず」と語っていた。