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吉田正尚1号に秘められた“細かすぎるNo.1記録”に米驚き「ビッグパピでもないことだ」

米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手が3日(日本時間4日)、本拠地パイレーツ戦に「4番・左翼」で先発出場。2点を追う1回1死二塁の打席で左翼のグリーンモンスターを越えるメジャー1号2ランを放った。チームは6-7で敗れたが、グリーンモンスター越えの一撃に秘められた細かすぎる“左打者最高”のデータを米解析者が紹介。「彼はビッグパピでさえしたことがないことをした」と米ファンから驚きの声が上がった。

左翼のグリーンモンスターを越えるメジャー1号2ランを放ったレッドソックスの吉田正尚【写真:Getty Images】
左翼のグリーンモンスターを越えるメジャー1号2ランを放ったレッドソックスの吉田正尚【写真:Getty Images】

パイレーツ戦に「4番・レフト」で先発

 米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手が3日(日本時間4日)、本拠地パイレーツ戦に「4番・左翼」で先発出場。2点を追う1回1死二塁の打席で左翼のグリーンモンスターを越えるメジャー1号2ランを放った。チームは6-7で敗れたが、グリーンモンスター越えの一撃に秘められた細かすぎる“左打者最高”のデータを米解析者が紹介。「彼はビッグパピでさえしたことがないことをした」と米ファンから驚きの声が上がった。

 吉田の一撃はマニアックな“No.1記録”だった。1-3と2点を追う1回1死二塁の第1打席、吉田は相手先発オビエドの外角高め96.2マイル(約154.8キロ)を振り抜いた。打球は左翼に高くそびえたつ名物グリーンモンスターを越え、同点2ランに。ベンチでは「マッチョ」の愛称を表すダンベルを手に笑顔を見せた。

 この一発に注目したのは、MLBのデータ解析システム「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー氏だった。自身のツイッターで動画とともに、ある事実を伝えた。

 吉田の一発は「投球の高さ3.46フィート(約1.05メートル)、時速96.2マイル」のボールを打ったもので、打球速度は104.6マイル(約168.3キロ)だったとしたアドラー氏は「面白い事実:彼は投球トラッキングが始まった2008年以降、これだけ速く、高い球を逆方向に打ってグリーンモンスターを超えた唯一の左打者」と伝えた。

 この球速&高さの球をグリーンモンスター越えした左打者は、吉田が初めてだったという。メジャーらしい細かいデータだったが、米ファンからは「彼はビッグパピ(デビット・オルティス)でさえしたことがないことをした」「世代に1人」「マサタカ・ヨシダは本物の化け物だ」などと驚きの声が上がっていた。

(THE ANSWER編集部)


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