千賀滉大に現役MLB投手も衝撃 17年WBCのMVP右腕「こんなに球が動くのは見たことない」
米大リーグ・メッツの千賀滉大投手は2日(日本時間3日)の敵地マーリンズ戦に初登板初先発し、5回1/3を投げ3安打1失点、8奪三振3四球と好投。チームは5-1で勝利し、メジャー初白星を挙げた。決め球の“お化けフォーク”が威力を発揮したが、現役のメジャー68勝右腕は「この球はクレイジー」と驚きを示している。
マーリンズ戦、6回途中8奪三振1失点でメジャー初勝利
米大リーグ・メッツの千賀滉大投手は2日(日本時間3日)の敵地マーリンズ戦に初登板初先発し、5回1/3を投げ3安打1失点、8奪三振3四球と好投。チームは5-1で勝利し、メジャー初白星を挙げた。決め球の“お化けフォーク”が威力を発揮したが、現役のメジャー68勝右腕は「この球はクレイジー」と驚きを示している。
メジャー初登板でも注目を集めた千賀の“お化けフォーク”。初回には2021年ア・リーグ首位打者のユリ・グリエルから初三振を奪った。崩れたスイングをしたグリエルの手からバットがすっぽ抜け、三塁ファウルゾーンに飛んでいく驚きのシーンでも話題になった。
この1球に反応したのは、メジャー通算68勝のマーカス・ストローマン投手(カブス)。2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では米国代表として優勝に貢献し、MVPも獲得した。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏のツイートを引用し「この球はクレイジー―――。こんな風にボールが動くのは見たことがない!」とつづった。
カブスの今季開幕投手を務め、6回3安打無失点で勝利投手となったストローマン。過去3度の2ケタ勝利を達成している実力者にとっても、千賀の“お化けフォーク”は衝撃的だったようだ。
(THE ANSWER編集部)