今季初のトラウタニ競演弾、酷似の打球スタッツに米ファン感動「なんて美しいんだ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地アスレチックス戦に「3番・DH」で出場。5回の第3打席で今季初アーチとなる中越えソロを放った。2番マイク・トラウト外野手も直前の打席で第1号。今季初の“トラウタニ”弾で6-0と快勝したが、2人の打球がそっくりだと話題になっている。MLBが分析動画を公開。米ファンからは「なんて美しいんだ」といった声が寄せられている。
アスレチックス戦に「3番・DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地アスレチックス戦に「3番・DH」で出場。5回の第3打席で今季初アーチとなる中越えソロを放った。2番マイク・トラウト外野手も直前の打席で第1号。今季初の“トラウタニ”弾で6-0と快勝したが、2人の打球がそっくりだと話題になっている。MLBが分析動画を公開。米ファンからは「なんて美しいんだ」といった声が寄せられている。
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立て続けの特大弾で敵地ファンを唖然とさせた。5回無死一塁、トラウトが1-1から相手左腕ウォルディチャックの91マイル(約146キロ)の外角直球を振り抜くと、打球はセンターの頭上をはるかに超えてバックスクリーンやや左を直撃する今季第1号。その30秒後、続く3番大谷は、初球80マイル(約129キロ)のボール気味のスライダーをとらえると、バックスクリーン右に運ぶ今季初アーチを放った。
この“トラウタニ”の連続本塁打について、MLBのデータ解析システム「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー氏は自身のツイッターで「#MLBFieldVision――トラウトとオオタニの連続ホームラン」とつづってデータを紹介。2人の打球を比較したグラフィック動画を公開した。
動画内でトラウトの打球の最高到達点が106フィート(約32.3メートル)で飛距離が434フィート(約132.3メートル)だったのに対し、大谷は最高到達点100フィート(約30.4メートル)で飛距離は447フィート(約136.2メートル)。打球の角度は同じ27度で、打球速度は大谷が111マイル(約178.64キロ)、トラウトが109マイル(約175.42キロ)とほぼ互角の数字が示されている。
打席の左右こそ違えど、2人の打球はほぼ同じ軌道でバックスクリーンを直撃。これには米ファンからも「これで簡単に誰だか見分けつくのがすごい」「これはアツい」「なんて美しいんだ」といった反響が寄せられている。
(THE ANSWER編集部)