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千賀滉大、元首位打者のバットすっぽ抜けさせた“お化けフォーク”に米驚愕「えげつない」

米大リーグ・メッツの千賀滉大投手が2日(日本時間3日)、敵地マーリンズ戦で初登板初先発し、5回1/3を投げ3安打8奪三振3四球1失点でメジャー初勝利を挙げた。打者のバットを吹っ飛ばした代名詞の“お化けフォーク”には米ファンも驚愕。動画が公開されると「打者にとって悪夢」「エグい」「この落差はえげつない」といった反響が寄せられている。

マーリンズ戦で初登板初先発したメッツの千賀滉大【写真:ロイター】
マーリンズ戦で初登板初先発したメッツの千賀滉大【写真:ロイター】

6回途中1失点8奪三振の好投でメジャー初登板初勝利

 米大リーグ・メッツの千賀滉大投手が2日(日本時間3日)、敵地マーリンズ戦で初登板初先発し、5回1/3を投げ3安打8奪三振3四球1失点でメジャー初勝利を挙げた。打者のバットを吹っ飛ばした代名詞の“お化けフォーク”には米ファンも驚愕。動画が公開されると「打者にとって悪夢」「エグい」「この落差はえげつない」といった反響が寄せられている。

 元首位打者もお手上げだ。初回、連打で1点を失い、なおも連続四球で無死満塁とピンチが拡大した場面。2021年のア・リーグ首位打者、5番ユリ・グリエル内野手を相手に1-2と追い込むと、5球目のフォークでメジャー初三振を奪った。外角低め、ボールゾーンに落ちていく落差の大きな伝家の宝刀にグリエルは空振り。バットが両手からすっぽ抜けてしまい、三塁ファウルゾーンに転がっていった。

 この場面の動画を、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が「コウダイ・センガ、ゴーストフォーク。ユリ・グリエル、ゴーストバット」と添えてツイッターに投稿すると、米ファンから驚愕のコメントが集まった。

「打者にとって悪夢」
「エグい」
「この落差はえげつない」
「これは常軌を逸している」
「バットはボールと同じ市外局番内にすらいない」
「なんてエグい球なんだ」
「これはクレイジー」
「常軌を逸した変化」

 千賀はこの回を無失点で切り抜けると、その後は立ち直って失点を許さず。6回途中1失点8奪三振で5-1の勝利に貢献し、メジャー初勝利を挙げた。8つの三振全ての決め球となった“お化けフォーク”は米ファンに鮮烈な印象を残したようだ。

(THE ANSWER編集部)

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