敵ファンの胸ぐら掴んだエ軍レンドンに米記者意見様々「恥ずべき」「誰も正しくない」
米大リーグ・エンゼルスは3月30日(日本時間31日)、アスレチックスとの開幕戦に1-2で敗戦。大谷翔平投手は6回2安打無失点、10奪三振と好投するもリリーフ陣が逆転を許した。試合後、4番打者アンソニー・レンドン内野手が、敵軍ファンと胸ぐらを掴んで口論する様子がSNS上に投稿された。怒りのシーンに、米メディア関係者の間でも様々な意見が飛び交っている。
アスレチックスとの開幕戦後にファンと衝突
米大リーグ・エンゼルスは3月30日(日本時間31日)、アスレチックスとの開幕戦に1-2で敗戦。大谷翔平投手は6回2安打無失点、10奪三振と好投するもリリーフ陣が逆転を許した。試合後、4番打者アンソニー・レンドン内野手が、敵軍ファンと胸ぐらを掴んで口論する様子がSNS上に投稿された。怒りのシーンに、米メディア関係者の間でも様々な意見が飛び交っている。
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試合後にベンチから引き揚げる際、レンドンはアスレチックスのキャップを被った米ファンの相手の胸ぐらをつかみ、口論となった。最後は左腕で相手の顔を払おうとしているようにも見え、大谷、トラウトらはその後ろを怪訝そうな様子で通過。実際の映像は米スポーツメディア「ジ・アスレチック」がMLB専用ツイッターアカウントが公開するなど、複数の米メディアで取り上げられた。
米誌「スポーツ・イラストレイテッド」の記事によると、このファンにレンドンは罵られたのか「何といった?俺のことをクソ野郎と言ったな?」と詰め寄り、米ファンが首を振って否定するも「したね。ああそうだ、クソ野郎だ!」と怒りを露わにしたという。ツイッター上で拡散されたこの出来事について、米記者たちからも様々な意見があがっている。
「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「私の意見に過ぎないが」と前置きしたうえで「野次に関して、越えるべきでない線を越えているファンは間違いなくいる」と指摘。「しかし――それは選手に誰かを掴んだり、殴る(試みをする)権利を与えるものではない。この仕事に野次はつきもの。望むなら怒鳴り返せ。しかし、エスカレートしてはいけない。これは恥ずべき」とレンドンの行為を冷静に非難した。
さらにブラム記者は別の投稿で「私たちはまた、全ての状況を見ているわけではないことに留意する必要がある。今のところ、この動画が私たちの知りえる全て。しかし、そこにあるものはレンドンにとってよろしくないものだと私は思う」ともつづった。