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吉田正尚、米メディアをたった一言で笑わせた試合直後が話題「ファンは楽しむだろう」

米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手が30日(日本時間31日)、本拠地オリオールズとの開幕戦に「4番・左翼」でMLBデビュー。チームは9-10で敗れたが、中前適時打でメジャー初安打初打点をマークするなど4打数2安打1打点だった。試合後に受けた取材に対しては周囲を和ませる発言と仕草を披露。米メディアは「レッドソックスのファンは冗談を楽しむだろう」と報じている。

オリオールズとの開幕戦に「4番・左翼」でMLBデビューした吉田正尚【写真:Getty Images】
オリオールズとの開幕戦に「4番・左翼」でMLBデビューした吉田正尚【写真:Getty Images】

オリオールズとの開幕戦でメジャー初安打&初打点

 米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手が30日(日本時間31日)、本拠地オリオールズとの開幕戦に「4番・左翼」でMLBデビュー。チームは9-10で敗れたが、中前適時打でメジャー初安打初打点をマークするなど4打数2安打1打点だった。試合後に受けた取材に対しては周囲を和ませる発言と仕草を披露。米メディアは「レッドソックスのファンは冗談を楽しむだろう」と報じている。

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 空気を和ませた。試合後、地元メディアに囲まれた吉田。通訳を通じて「今日の天気は?」と聞かれると、目を大きく開いて英語で「Very cold」(とても寒いよ)と回答。白い歯を見せ、たった一言で集まった米記者を笑わせた。その後に日本語で「寒かったですけど、心はすごくホットでゲームができました」と続け、うなずいた。

 米マサチューセッツ州地元局「WBZ-TV」のスポーツプロデューサーのジョー・ギザ氏はツイッターで動画を公開。「今日、フェンウェイパークでのレッドソックスの開幕戦で、ボストンの気候について聞かれたマサタカ・ヨシダが素晴らしい回答」と伝えた。

 またこのやり取りについて、同州地元局「ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク」は「レッドソックスのファンはボストンの環境についてのマサタカ・ヨシダの冗談を楽しむだろう」と見出しをつけた記事で報道。「ヨシダにとってボストンで打席に入ることは異なる経験だった。そして始球式の際に約3℃だったボストンの気候以上に感謝するものは多い」と記し、「9-10で敗れた後、『Very Cold』とヨシダは笑顔を見せ、通訳を介せず自分自身で答えた」とこの場面を紹介した。

 記事では「ヨシダがグラウンド内で寒かったとしても、彼はそれを見せなかった。日本の名手はボストンで最も活躍した打者の一人となり、2安打をマークし、死球も含め3度出塁した」と吉田の活躍を紹介。プレーだけでなく発言でもハートをがっちりつかんだようだ。

(THE ANSWER編集部)

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