DAZNがJリーグ放映権契約を2033年まで5年延長 セゲブCEO「両者の信頼関係を強化」
スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は30日、既存の12年間のパートナーシップを2033年まで5年延長したことを発表した。
2024年からJ3の放映権はJリーグに帰属
スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は30日、既存の12年間のパートナーシップを2033年まで5年延長したことを発表した。
DAZNは2017年からJリーグ全試合をライブ配信している。2020年8月には2028年まで契約を延長したが、今回さらに5年延長で合意し、日本国内放映権契約を2033年までとするパートナーシップ契約を締結した。
今回の主な変更点は地上波での試合中継の拡大、そして2024年からDAZNでの放映はJ1、J2、J1昇格プレーオフが対象となり、J3の放映権はJリーグに帰属されることになり、今後新たな施策を検討するという。
Jリーグの野々村芳和チェアマンは、「チェアマン就任当初からDAZNとはお互いの成長のために様々な議論を重ねてきました。新たな成長戦略に基づきJリーグがより魅力的なリーグへと成長していくために、地上波試合中継本数への拡大にご理解いただきました」と感謝を述べた上で、「今回Jリーグに留保することになったJ3リーグも含め、様々な形でJリーグに触れられる機会を増やすことが、ファンベースの拡大に繋がり、JリーグとDAZN双方にとってwin-winのスキームとなる新たなパートナーシップを構築できたと感じています」とのコメントを発表している。
またDAZN Groupのシャイ・セゲブCEOは、「2016年にサービスを開始してから、DAZNは日本最大級のデジタルスポーツプラットフォームとして成長してきました。日本のビジネスの成功はDAZNの成功に不可欠であり、今回の契約は両者の信頼関係を強化するものです。Jリーグとのパートナーシップは、日本における我々のビジネスの基盤であると感じています。2033年までパートナーシップを延長し、さらなる投資を続けていくことで、Jリーグとともに日本サッカー、スポーツ全体の発展にさらに寄与していけることを嬉しく思います」と、今後もJリーグとともに歩んでいくことを強調している。
(THE ANSWER編集部)