レスリング土性沙羅が引退正式発表 理由は「積み重なる怪我の影響」 4月から松阪市役所勤務
レスリング女子の土性沙羅が30日、自身のSNSで現役引退することを正式発表した。2016年リオデジャネイロ五輪69キロ級金メダリスト。4月からは地元の三重・松阪市役所に勤務するという。
SNSで発表「やり切った! と胸を張って言えます」
レスリング女子の土性沙羅が30日、自身のSNSで現役引退することを正式発表した。2016年リオデジャネイロ五輪69キロ級金メダリスト。4月からは地元の三重・松阪市役所に勤務するという。「身体の調子や、肩や積み重なる小さい怪我の影響で以前のような思い切ったレスリングが出来なくなってきていると感じはじめ、この決断に至りました」などと記した。
土性はインスタグラムに「3月31日を持ちまして6年間お世話になった東新住建(株)を退職し、現役を引退することをご報告させていただきます」と記した。理由については「東京オリンピックが終わり、もう一度あの大舞台を目指したいと考えましたが、日々を過ごしていく中で身体の調子や、肩や積み重なる小さい怪我の影響で以前のような思い切ったレスリングが出来なくなってきていると感じはじめ、この決断に至りました」と明かした。
2度の五輪出場で、リオでは金メダルを獲得。サポートを受けた東新住建、周囲に向け「これまでのレスリング人生を振り返りやり切った! と胸を張って言えます」「レスリングを通じ出会うことができた皆さん、私を信じサポートをしてくださった皆さん、家族のような仲間や友人、恩師。会社の方々、家族。そしてこれまで応援してくださった皆さん。心から感謝しております。ありがとうございました」と感謝を記した。
今後については「4/1からは、地元松阪市の市役所に勤めることになりました。競技生活では地元の方々にも温かい応援をいただいてきました。次は私が松阪市職員として松阪市に貢献していきたいと思っております。新たなステージでも、今まで培ってきたものを活かして頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします」とつづっている。
(THE ANSWER編集部)