[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

MLBで見られた笑撃の“緩急” 超クイック→ユラユラ投球にファン困惑「イライラする」

米大リーグ・ヤンキースが28日(日本時間29日)にワシントンDCで行ったナショナルズとのオープン戦で笑撃の投球が見られた。ヤンキース先発のネスター・コルテス投手が超クイックピッチを見せたと思ったら、その後には超ロングモーションの投球を披露。その“緩急”が動画で公開されると、ファンからは「めっちゃイライラする」「これは素晴らしい」「おもしろい」など様々な反応が寄せられている。

ヤンキースのネスター・コルテス【写真:ロイター】
ヤンキースのネスター・コルテス【写真:ロイター】

ヤンキース・コルテスが見せた変則投法に…

 米大リーグ・ヤンキースが28日(日本時間29日)にワシントンDCで行ったナショナルズとのオープン戦で笑撃の投球が見られた。ヤンキース先発のネスター・コルテス投手が超クイックピッチを見せたと思ったら、その後には超ロングモーションの投球を披露。その“緩急”が動画で公開されると、ファンからは「めっちゃイライラする」「これは素晴らしい」「おもしろい」など様々な反応が寄せられている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 打者も、投げた本人も笑った。3回裏2死走者なしの場面。3番のキャンデラリオと対峙したコルテスは、0-2と追い込んだ3球目で超クイックピッチを繰り出した。不意をつかれた打者はなんとかカット。しかし、この投球は球審から違反が宣告され、自動的にボールと判定された。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」によると、今季から導入されるピッチクロックのルール上、投球が開始される前に打者は投手のほうを見ている必要があり、この規則に違反したためだという。

 コルテスは両手を広げて「なぜ?」のポーズ。球審の説明に納得したのかしていないのか、次の球では足を高く上げてからフラフラと揺れ、ついには中堅方向に体を向ける始末。5秒ほどたっぷり時間をかけてようやく投球した。変則投法に惑わされたキャンデラリオは必死にファウルにしたものの、苦笑いを浮かべざるを得なかった。

 ピッチングニンジャの愛称で知られる米投球分析家のロブ・フリードマン氏がこの場面の動画をツイッターに投稿すると、米ファンからは様々な意見が集まった。「ハハハ、これは素晴らしい」「おもしろい」「彼を愛さずにはいられない」と好意的な声が多数を占める一方で「なんで2つ目はボークじゃないの?」「めっちゃイライラする」といったコメントも見受けられた。

 コルテスは4回を投げて3安打1失点。この打席は結局4球目で遊ゴロに打ち取ったが、試合は0-3でナショナルズに敗れ、負け投手となった。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集