ツール・ド・フランスで恐怖の落車 「ネイマールなら転がり続けているだろう」の声
自転車ロードレースの祭典「ツール・ド・フランス」は24日に第16ステージを実施。逃げていたフィリップ・ジルベール(ベルギー)が途中の下りのカーブで激しく落車するアクシデントが発生。大会公式ツイッターがまさにその瞬間を公開している。
途中のカーブでジルベールが崖下に転落も、治療受けレース復帰
自転車ロードレースの祭典「ツール・ド・フランス」は24日に第16ステージを実施。逃げていたフィリップ・ジルベール(ベルギー)が途中の下りのカーブで激しく落車するアクシデントが発生。大会公式ツイッターがまさにその瞬間を公開している。
レース中盤の山岳ポイント、得意の上りで加速し、勢いに乗ったジルベール。そのまま下りに突入した場面だ。自転車のコントロールを失い、カーブを曲がり切れず、崖に突っ込むと、体は崖下に投げ飛ばされてしまった。大丈夫なのか――。悲劇が頭を過ったが、医師の簡単な治療を受けると、そのままレースに戻った。
米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「FOR THE WIN」によると、ジルベールは左の肘と膝から流血はあったが幸いにも大事には至らなかった。TVカメラにサムアップポーズしながらレースに戻ったことをレポート。また1995年には五輪金メダリストのファビオ・カサルテッリ(イタリア)が非業の死を遂げた道と同じだったことも伝えている。
この場面をツール・ド・フランスの公式ツイッターは「我々皆が杞憂を抱いたが、フィリップ・ジルベールは大丈夫でレースに戻った」とつづり公開。ファンからは安堵の声が上がっている。