「日本人らしい考え」「素敵!」 羽生結弦アイスショー舞台裏でストローを使った配慮に称賛
フィギュアスケートで五輪連覇しているプロスケーター・羽生結弦が座長を務めたアイスショー「羽生結弦 notte stellata」が12日まで3日間にわたって宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで開催された。東日本大震災から12年というタイミングで行われた公演は大きな話題を呼んだが、海外から参加した振付師は舞台裏での細やかな心遣いに反応。インスタグラムに写真を公開し「日本は全てを考えている」と感服している。
仙台で3日間にわたって行われたアイスショー「羽生結弦 notte stellata」
フィギュアスケートで五輪連覇しているプロスケーター・羽生結弦が座長を務めたアイスショー「羽生結弦 notte stellata」が12日まで3日間にわたって宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで開催された。東日本大震災から12年というタイミングで行われた公演は大きな話題を呼んだが、海外から参加した振付師は舞台裏での細やかな心遣いに反応。インスタグラムに写真を公開し「日本は全てを考えている」と感服している。
羽生がアイスショーを務めた舞台裏で日本人らしい心遣いが話題になっている。
発端となったのは、カナダ人振付師デビッド・ウィルソン氏がインスタグラムに投稿した写真。「未使用ドリンク」と書かれ、黒枠で囲われた中に置かれたのはペットボトルに入れられた水。全てのボトルに穴の開いた蓋からストローが伸びている。ショー出演者のためにバックステージに用意されたドリンクのようだ。
昨年のグランプリ・ファイナルで初優勝した三原舞依(シスメックス)らの振り付けも担当するウィルソン氏は「日本は全てを考えている。メイクを乱さないために、バックステージの飲料水にストローが付いている」と紹介し、女性スケーターの口元のメイクに対する配慮に感激した様子だった。
日本のイベントでは決して珍しくはない光景だが、ファンからは多くの関心と称賛が寄せられている。
「ボスのユヅルはディティールに注意を払ってるからね」
「素晴らしいディティールね」
「素敵!」
「日本人らしい考えだわ」
などの声が続々。羽生が美しいスケーティングで魅了した裏で、スタッフの細やかな配慮もスポットライトを浴びていた。