18番ホール後に繰り広げられた、ある感動シーンを米紙が紹介

　男子ゴルフの海外メジャー第3戦、全英オープンを通算5アンダーの6位で終えたタイガー・ウッズ（米国）。優勝こそ逃したが、サンデーバックナインを単独首位で迎えるなど、復活をアピールした。ラウンド後、脚光を浴びたのは、最愛の子供2人との抱擁シーンだ。感動の場面を米紙「USAトゥデー」の映像編集者が公開し、同紙は「感動的なハグ」と特集。ウッズは「物凄く感動的だった」と心境を吐露している。

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　今大会一番の感動シーンと言ってもいいだろう。激闘の72ホールを終えた後、ウッズを待っていたのは、2人の最愛の人だった。USAトゥデー公式サイトの映像編集者マイケル・シャンバーガー氏は自身の公式ツイッターに1枚の画像を公開している。

　代名詞の赤いシャツと黒のキャップをまとって身をかがめ、2人の子供を抱きしめている。長男のサムと長女のチャーリーだった。周囲に多くの関係者がいる中、2人はウッズの胸元に顔をうずめ、父子だけの時間を過ごしている。復活を見届けた世界のファンにとっても息を呑む、美しいシーンだった。

　USAトゥデー紙は、この1枚を引用した上で「ブリティッシュ・オープン後にタイガー・ウッズが子供たちと感動的なハグ」と見出しを打って特集。復帰後メジャー初制覇に近づいた躍進を伝えた上で「彼の子供であるサムとチャーリーが近くからこの光景を見届けた。ウッズのラウンド終了後に彼は彼らに近づいて、抱きしめる光景も見られた」と紹介している。