WBC日本投手に「即MLB表ローテ」評価 米メディアが特集した「国際有望株」の4人とは
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が8日に開幕する。豪華メジャーリーガーが集結する今大会だが、米メディアはまだ大リーグ(MLB)でプレーしていない“国際有望株”に注目。「見るべき4人の選手」のうち3人を日本代表から選出した。真っ先に紹介したオリックスの山本由伸投手についてはMLBでも即「先発2番手」との見方を示した。
米メディア「CBSスポーツ」がWBCで「見るべき4人の国際有望株」を紹介
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が8日に開幕する。豪華メジャーリーガーが集結する今大会だが、米メディアはまだ大リーグ(MLB)でプレーしていない“国際有望株”に注目。「見るべき4人の選手」のうち3人を日本代表から選出した。真っ先に紹介したオリックスの山本由伸投手についてはMLBでも即「先発2番手」との見方を示した。
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米メディア「CBSスポーツ」は「2023年のWBC NPBのMVPヨシノブ・ヤマモトなど4人の見るべき国際有望株」と題する記事を掲載。「多くの米国の視聴者にとって、WBCは日本のNPBや韓国のKBOなど他国のリーグの最高の才能をお披露目する場としての役目を果たすだろう」と言及し、今後MLBに挑戦するかもしれない「特に興味深い若き4人の選手」を紹介した。
真っ先に名前が挙がったのは、2年連続で沢村賞とパ・リーグMVPに輝いた山本だ。記事では実績に触れつつ、「ほぼ間違いなくNPBで最高の投手」と評した。「伸びのある90マイル台中盤の速球、空振りが奪えるスプリット、回転数の高いカーブ、それぞれで素晴らしい制球力を持っている」と絶賛し、「投球の質の観点からみればすぐに通用するだろう」とMLBでも即戦力になると予想した。
一方、懸念点としては身長178センチである点とともに「特にスプリットが、米国のボールでも同じように機能するか証明する必要がある」と日米で違うボールへの適応力を挙げた。総合的には「もし米国に来るなら、そのときは先発2番手として見られるだろう」とMLBでもすぐに表ローテを張れると太鼓判を押した。
続けて、ロッテの佐々木朗希投手、ヤクルトの村上宗隆内野手の名前を挙げた。佐々木に関しては「先発2番手の予想を得るだろうが、それは彼がまだ若すぎて耐久性を証明する機会を得ていないからに過ぎない」とさらに“伸びしろ”があると評価。村上については、昨年8月に米データ分析会社「スポーツ・インフォ・ソリューション」がツイッターで紹介したデータを基に、打球速度と打球角度の組み合せがMLB屈指の好打者フレディ・フリーマン内野手と類似していることなどを紹介した。
4人目は韓国キウムで活躍するイ・ジョンフ外野手。元中日のイ・ジョンボム氏を父に持つ強打者で、今オフのメジャー挑戦が予想されている。
(THE ANSWER編集部)